マッチングアプリでの出会いが日常となった現代を舞台に、カジュアルな出会いの裏に潜む恐怖を描きだした前作『マッチング』(24)。公開時に邦画実写映画として2週連続No.1を記録し、興行収入9.7億円、動員67万3,000人を突破する異例のヒットとなった。その続編となる本作は、舞台をマッチングアプリから南の島でのマッチングツアーへと大きくスケールアップ。土屋はアプリ婚連続殺人事件で家族や友人を失った主人公の輪花を演じ、佐久間は輪花の前から突然姿を消す恋人の吐夢として、前作に引き続き物語に深くかかわっていく。
また、本作からの新キャストとして、韓国出身の俳優クァク・ドンヨン、豊嶋花、倉悠貴らも参加する。ドンヨンは韓国から出会いを求めて来日した会社経営者イ・ソンイルを、豊嶋は前作で殺害された輪花の親友、尚美の妹であり、喪失感を抱えながらも新たな出会いに一歩踏みだそうとする女子大生の伊藤愛羅を、倉はアプリ婚連続殺人事件に異様な執着を見せる芸大生の野村安蘭を演じる。

前作に引き続き登場するのは、輪花が巻き込まれた「アプリ婚連続殺人事件」の捜査班として、執念深く事件の真相を追っていた警部補、西山茜役の真飛聖、そして西山と並走しながら同じく事件を追っていた巡査部長、堀井健太役の後藤剛範だ。輪花と吐夢の過去を知る2人が、本作ではどのように物語にかかわっていくのだろうか。
さらに、南の島で行われるマッチングツアーに参加するキャストも一挙に解禁。輪花の同僚で、今回のマッチングツアーの責任者、佐々木万由子役に根矢涼香。恋愛恐怖症のクールな女性経営者、氷室瑠璃役に冨手麻妙。恋愛一直線の肉体派トレーナー、天野由太郎役に塚田僚一。実家が太い呉服屋のお嬢様、松橋梨絵役に瀧七海。すべてを手に入れたはずのエリートドクター、一条克彦役に濱正悟。条件重視のエステティシャン、日向ゆら役に加藤史帆。恋に奥手な清純派の箱入り娘、高田綾子役に花瀬琴音。ノリだけで生きる炎上系配信者、清水海斗役に伊島空が名を連ねる。
それぞれ理想の相手を求めて集まった男女たち。しかし、南の島という逃げ場のない密室空間で、人間模様が複雑に絡み合い、物語は予想だにしない方向へと加速していく。観客を恋リア地獄へと引きずり込むラブサバイバル・スリラー『マッチング TRUE LOVE』の展開に、ぜひ注目してほしい。
文/山崎伸子
