
『ぐらんぶる』season 2 ティザービジュアル (C)井上堅二・吉岡公威・講談社/ぐらんぶる2製作委員会
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最終回でもツッコミしかないやりすぎアニメたち
季節の変わり目を迎え、秋まで放送が続く一部の作品を除き、2025年夏アニメの多くが最終回を迎えました。そのなかには、最終回までやりたい放題の展開を繰り広げ、視聴者からツッコミの入った作品もあります。
例えば、春から2クールにわたって放送された『ウィッチウォッチ』(原作:篠原健太)では、意外なカメオ出演が話題になりました。同作は、鬼の力を持つ高校生「乙木守仁(CV:鈴木崚汰)」と、魔女修行中の幼なじみ「若月ニコ(CV:川口莉奈)」が、同居生活や学校で巻き起こす騒動を描いたコメディ作品です。
最終回では学校の文化祭が描かれ、訪れた観客のなかに「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載されていたマンガ『銀魂』の作者である空知英秋先生の自画像(ゴリラ)を思わせるキャラが群衆に紛れ込んでいました。それに対して、視聴者からは「なんでモブに空知先生がおるんですか?」といった驚きの声があがっています。
実は、原作者の篠原先生は、かつてアシスタントとして空知先生に師事していた経歴があります。原作の同エピソードでは文化祭について意見を交わす場面があるものの、アニメ版ではそのシーンがカットされ、代わりにモブとして登場したのではないかと推測されていました。放送終了後には第2期の制作決定が告知され、続報が待たれています。
また7年ぶりの続編となった『ぐらんぶる Season 2』(原作:井上堅二、マンガ:吉岡公威)も、意外な展開に視聴者からツッコミが相次いだ作品です。同作は、大学生の主人公「北原伊織(CV:内田雄馬)」と、ダイビングサークルの仲間たちを中心に物語が描かれます。
しかし、実際の内容はダイビングよりも飲み会でのドタバタ劇が中心で、男性キャラが全裸になる場面も少なくありません。第11話では無人島キャンプを舞台に大騒ぎし、伊織がいとこの「古手川千紗(CV:安済知佳)」の上裸を見てしまうハプニングも起こりました。
一方で最終話では先輩たちの引退を知った伊織や、思わぬ出来事をきっかけに男女の関係を意識し始めた千紗など、青春マンガらしい描写も盛り込まれています。ふたりのぎこちない関係は、再び一緒に潜るダイビングのシーンで少しずつ解きほぐされていきました。
羽目を外した普段のノリとは異なるラストには、視聴者も予想外だったようで「まさかこのアニメから悲壮感を味わうとは」などの声があがっています。先輩たちの引退式という節目に向けてキャラたちが動き出す展開で幕を閉じた本作は、放送終了後に第3期の制作決定が発表済みです。
15年ぶりの復活となった『New PANTY & STOCKING with GARTERBELT』も、最終回は視聴者からツッコミが入るほどの驚きの展開が続きました。同作は、堕天使の姉妹「パンティ(CV:小笠原亜里沙)」と「ストッキング(CV:伊瀬茉莉也)」が、地上のダテンシティで怪事件を解決していく物語です。
しかし、終盤の第12話と最終話では、パンティたちが呼び戻された故郷の天界で、地上を巻き込むクーデターが発生しました。そして、パンティがギークボーイの「ブリーフ(CV:吉野裕行)」の告白を受け入れた瞬間に、ふたりが魔界へと誘拐される衝撃の展開が描かれます。新キャラも登場する10年後に舞台を移したところで幕を閉じ、最終回でも物語は終わりませんでした。
伏字だらけのセリフやパロディ満載の展開のなかで、登場人物たちの絆も丁寧に描かれ、「シーズン1から見てきたからこその最終回で、まさか泣かしに来るとは」と驚きの声もあがっています。
