みなさんこんにちは! ジオグラフィック航空アナリストのいつかいちくんです。「前回は高さ200メートル以上の高層ビルがある都道府県に、色を塗ったら……」というテーマの可視化MAPをお届けしました。
今回は私のX(Twitter)アカウント(@itsukaichi_engi)の中で、ここ最近で反響が大きかった可視化コンテンツに焦点を当て、深掘りしていきたいと思います。
増加自治体は首都圏に集中、一方で地方都市にも!
今回可視化したのは、2025年12月現在で人口が増加している「市・区」。前回の国勢調査(2020年)から人口が増加している自治体を赤色に着色してみました。なんとなく東京や大阪など大都市やその周辺で増加していそうなイメージですが、実際の結果は……?
地図を実際に可視化してみると、赤く塗られている人口増加自治体は、やはり首都圏に多く集中しており、その他大阪市、名古屋市、福岡市とその周辺で増加している傾向です。
一方で、沖縄や北海道、宮城、山梨、石川、岡山、広島、長崎、熊本、鹿児島など地方の一部の市で赤く塗られている自治体も。全国では121自治体(東京23区も含む)が該当しました。
この投稿にXユーザーからは、「これは衝撃的」「こんなに少ないの!?」「東京の一極集中がすさまじい」といった驚きの声や、「自分の住んでいるところ増えてる」「太平洋ベルト一直線!」「鹿児島の姶良が増えてる」など様々な地域からの反応が寄せられました。
人口が増加している自治体と増加要因を深掘り
実際に、どんな自治体の人口が増加しているのでしょうか。ここではその一例を紹介します。
茨城県つくば市は2005年に開業したつくばエクスプレス(通称TX)の終着駅がある都市で、筑波大学やJAXAをはじめとした研究機関が多数集積し、学生や研究者が多く居住していることに加え、TX沿線では駅周辺でマンション開発が進んでいることから、沿線人口が増加しています。
最新の国勢調査(2025年)では、人口増加率が11.3%と全国の市の中で最も高く、県庁所在地の水戸市の人口を上回りました。なお、同じTX沿線の守谷市やつくばみらい市、千葉県の流山市や柏市などでも人口が増加しています。
そして、地方で人口が増加している自治体も。広島県東広島市は、広島県で唯一人口増加自治体となっています。理由としては、 広島大学のキャンパス立地により、毎年多くの若者が転入し、生産年齢人口の割合が高い状態を維持していること、 半導体関連をはじめとするテクノポリス(広島中央サイエンスパークなど)の開発が進んでおり、雇用の創出により働く世代や外国人が増えている点などが挙げられます。

