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彼女の相談に当たり障りのない返事を続けた僕。傷つけたくなかっただけなのに、届いた「私の相談、迷惑かな」

彼女の相談に当たり障りのない返事を続けた僕。傷つけたくなかっただけなのに、届いた「私の相談、迷惑かな」

雑談ならいくらでも返せるのに

彼女とのやりとりは、僕にとっていちばんの楽しみでした。観た映画の話や、休みの日に食べたものの話。そういう軽い話題なら、言葉は自然にあふれてきて、思わず笑ってしまう返事を打ち込んでいました。好きな相手と気軽に話せる時間が、こんなに心地よいものだとは思っていませんでした。けれど、彼女が悩みを打ち明けてくれるときだけ、僕は文面の前で身構えてしまうのです。なんと返せば正解なのか、わからなかったからです。

率直に答えた日の、あの沈黙

きっかけは、彼女が職場の同僚とのいざこざを相談してくれたときのことです。僕は自分の考えを、めずらしく正直に伝えました。「相手にも、言い分はあるのかもしれないね」。彼女のためを思って、別の見方もあると示したつもりでした。

けれど返ってきたのは、「……そうだよね。ごめん、変な話して」という短い一言でした。それきり、彼女のメッセージはどこか沈んでしまい、僕はひどく後悔しました。味方になってほしかっただけなのに、正論で追い詰めてしまったのだと。友人に話すと「悩みごとは、解決じゃなくて共感を求めているものだよ」と言われ、僕はその言葉をそのまま受け取りました。

配信元: ハウコレ

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