シーズン中に異例の監督交代を敢行した楽天イーグルスで、今オフに向けた極秘プランが進行しているという。成績不振を理由に休養した三木肇前監督の後任として、6月17日に吉井理人監督が就任したが、
「三木谷浩史オーナーは、弱小だったJリーグのヴィッセル神戸を3回の日本一にさせ、ACLアジアチャンピオンズリーグでベスト4に押し上げた成功体験が忘れられないようです。ヴィッセル神戸と同じくデジタル改革をイーグルスにも導入して、データ重視の起用を行っていく方針です」(楽天関係者)
具体的にはデータを分析してオーナーが信頼できる現場責任者に方向性を指示し、遂行していくことになるという。
「その信頼できる人物こそが、吉井監督だったのです」(前出・楽天関係者)
同時に進められるのは、育成環境の見直しだ。針路変更によって、厚遇してきた浅村栄斗、岸孝之、鈴木大地といったベテラン勢は一気に首が寒くなる。
ただ座っているだけの「置き物状態」だった
さらに石井一久GMの球団内での立場が厳しくなり、今オフは去就問題に発展する模様だという。
「仙台市内での吉井新監督の就任会見には、多数のフリーライターも出席していました。案の定、複数のメディアで報じられたのは、石井GMのマイクも名札も用意されず、ただ座っているだけの置き物状態だったこと。三木前監督の次にクビが飛ぶかもしれないのは石井GMとみられています」
チームの全権が三木谷オーナーと吉井監督のホットラインへと移ったことで、石井GMはシーズン終了後に退く可能性が出てきたのだと…。
劇薬を投入した楽天だが、このドラスティックな一手で、どこまで反撃できるのか。
(高橋裕介)

