
韓国の6人組ガールズグループのIVE(アイヴ)が、6月24日にワールドツアー「IVE WORLD TOUR ‘SHOW WHAT I AM’」の日本公演を東京・東京ドームで開催した。
■京セラドーム大阪に続き、東京ドームでもライブを行ったIVE
今回のツアーは、2025年10月末に韓国・KSPOドームを皮切りに、アジア、アメリカ、オセアニアなどをおよそ1年かけて巡る大規模ツアーで、4月18日と19日には大阪・京セラドーム大阪で開催し、2日間で7万9000人を動員。この日のグループ史上2度目となる東京ドーム公演と合わせて、日本公演だけで12万7000人を動員した。IVEが東京ドームでライブを行うのは約2年ぶり2度目。
強烈なビートが響き、スタイリッシュな映像とメンバーのシルエットが映し出されると大歓声が起こった。期待感が高まる中、「GOTCHA (Baddest Eros)」でライブがスタートした。攻めるリズムにたゆたうように踊り、歌う6人は優雅で華やか。
この日は最新フルアルバム『REVIVE+』の収録曲を軸に、5月27日に発売されたJAPAN 4th EP「LUCID DREAM」からもセレクトされ、現在地に立った最新のIVEが過去・未来に視線を向けるセットリストとなっていた。「XOXZ」「Baddie」と、クールなリズムとラップで攻めるナンバーが続き、早くも一体感が生まれる。
吐息交じりのボーカルとしなやかグルーヴが印象的な「Ice Queen」、シャッフルビートと抑制の効いたサビの構成に心を掴まれる「BLACKHOLE」では特効のラメテープと火柱にどよめきが起こる。
そして「こんばんは、IVEです! 東京ドーム帰ってきたぞ~!」とあいさつし、「TKO」へ。歪んだベースのアグレッシブなナンバーが“強い”6人にさらに光を当てる。オルタナティブな佇まいの「Holy Moly」、巨大なチェスの駒が映しだされ妖艶な仕草で誘う「My Satisfaction」と、幅広く懐の深い音楽性に1曲1曲イントロが流れるたびに大きな歓声が上がる。

■ソロコーナーでは6人それぞれの個性を生かした楽曲を披露
ソロコーナーも大きな見どころの一つ。WONYOUNG(ウォニョン)はグリッター感溢れるラグジュアリー・ポップ「8」で、洗練された大人の女性を演出。
REI(レイ)は幻想的な感性とエネルギーが共存する“ドラムンベース/Digicore”を基盤としたポップトラック「In Your Heart」を披露し、個性的なアンニュイなハスキーボイスでファンを魅了。LIZ(リズ)は「Unreal」で透明感のある美声をバンドサウンドに乗せて響かせた。
GAEUL(ガウル)は幻想的なサウンドが印象的な「Odd」を、落ち着いた中低音の気怠げな歌声で歌い上げる。LEESEO(イソ)は現行のY2Kリバイバルやハイパーポップのエッセンスを感じさせる「Super ICY」を、そしてYUJIN(ユジン)はファンキーな「Force」で一本芯が通ったボーカルを聴かせた。 それぞれの個性が発揮され、その表現力の高さも再確認することができた。


■ドラマチック・アンセム「I AM」では大合唱
後半は、5月27日にリリースし、ビルボードとオリコンの両ランキングで1位を獲得したJAPAN 4th EP「LUCID DREAM」のタイトル曲を披露。ドリーミーでどこかセンチメンタルなこの曲は、一度聴くと忘れられない親近感のあるメロディーが特徴的。
そして、同EP収録曲の「JIGSAW」が、テレ東系ドラマ24「ストレンジ -伊藤潤二の夜も眠れぬ奇妙な話-」主題歌に決定したことがメンバーの口から発表された。
さらに、溌剌とした笑顔が印象的な「WOW」や「FLU」を歌い、ファンに何度も感謝の気持ちを伝えた。MCタイムのわちゃわちゃ感と圧巻のパフォーマンスと歌のギャップもIVEの魅力。
スザンヌ・ヴェガの「トムズ・ダイナー」をサンプリングした「ATTITUDE」では、スタイリッシュなダンスで魅せ、続く耽美で知的なダークポップ「LOVE DIVE -Japanese ver.-」では官能的なダンスでオーディエンスを挑発。
自己肯定感を爆発させるドラマチック・アンセム「I AM」では大合唱が起きる。そして、エネルギッシュで中毒性が強いナンバー「BANG BANG」で本編が終了。

■アンコールではファンに感謝の言葉を伝えた
アンコールでは「Wild Bird」「Fireworks」の2曲で、二手に分かれてトロッコに乗りながら場内を一周。ステージに戻るとメンバーが感謝の言葉を伝える。LIZが途中で感極まるとメンバーが駆け寄り、頭を優しくなで「大丈夫、大丈夫」と声をかける感動的な場面も。
「本当にありがとうございます、とても幸せな時間でした」「いつも本当に愛している」と最大限の感謝を客席に伝え、「Kitsch」のイントロが流れると大歓声があがり、全員で大合唱。そしてラストは多幸感溢れる「After LIKE」。
名残惜しそうにステージを後にするメンバーに4万8千人のDIVE(IVEのファンネーム)からの大きな歓声と拍手が送られた。


■「IVE WORLD TOUR ‘SHOW WHAT I AM’ IN JAPAN 」
◇6月24日夜6時30分開演◇東京・東京ドーム
<セットリスト>
M01. GOTCHA (Baddest Eros)
M02. XOXZ
M03. Baddie
M04. Ice Queen
M05. BLACKHOLE
M06. TKO
M07. Holy Moly
M08. My Satisfaction
M09. 8 (JANGWONYOUNG Solo)
M10. In Your Heart (REI Solo)
M11. Unreal (LIZ Solo)
M12. Odd (GAEUL Solo)
M13. Super ICY (LEESEO Solo)
M14. Force(ANYUJIN Solo)
M15. ●beats
M16. LUCID DREAM
M17. WOW
M18. FLU
M19. ATTITUDE
M20. LOVE DIVE -Japanese ver.-
M21. REBEL HEART
M22. I AM
M23. BANG BANG
M24. Wild Bird
M25. Fireworks
M26. Kitsch
M27. After LIKE
※M15の「●beats」の「●」はハートマークが正式表記


