「フェースを開いて、スタンスを左に向ける。カットに振って砂を爆発」で、脱出成功!これで満足してはいけません。
「狙いどおりに打つ」これができれば、もうバンカーは怖くない!
【状況1】ピンに届かせたい20ヤード

【ミスのパターン】開いたフェースがリキみで閉じて軌道の方向に打ち出される

「肩のライン」=「スタンスのライン」=「軌道の方向」
「フェースの向き」=「目標方向」
フェースを開いてカットに振るのは距離を出さない特殊な方法。飛ばそうとするとミスを招く。
開いて構えると「届かない」と感じて力が入る


「ピンに届かせたい」と思いがちなこの距離でよくありがちなのが、スタンスを左に向けてフェースを開いて構えること。
自分の目線から見た状態が①の写真ですが、それほどフェースが開いているようには感じません。しかしこれ、実はフェースがかなり開いています。
②の写真は体の正面を基準にフェースを見たもの。軌道に対してかなりフェースを開き、ロフトを寝かせていることがわかります。クラブを振る方向に対してこの状態までフェースを開くと「飛ばさないための特殊な打ち方」になります。
そのため飛距離が出ないと感じることで力が入り、フェースがかぶって左に出る、ダフるというミスが出ます。うまく打てても方向や距離感を合わせる感覚は出しづらいはずです。

通常のアプローチとまったく違うアドレスと打ち方で方向や距離を合わせるのは困難だ

「リーディングエッジの方向」=「目標方向」
スタンスのライン
足元に置いたスティックの向きが目標方向。この構えでその方向へ飛ばすのは難しい。
【克服の原則】スクエア&左足体重で構え目標方向へ振る

上体の傾きを変えず腰をほんの少し左に寄せるだけ
スタンス向きを通常のアプローチと同じにし、肩のラインもスタンス向きと揃え、目標に向かってインサイド・インで振りましょう。
フェースを開くことでソールのふくらみ(バンス)が出るので、砂に刺さらずボールを運べますが、サンドウエッジのようなロフトの大きな番手の場合、フェース面の向きはそれほど変わりはしません。
カギは、左足体重で構えること。ただし、腰を左にずらして左足に体重を多く乗せるだけです。上半身の傾きは変えないでください。この状態でインからヘッドを入れてボールの手前の砂にバンスをぶつける。これで真っすぐ打ち出せます。慣れれば距離感も出せるようになるでしょう。

左足体重を意識して上体が左に傾くのは間違い。鋭角にヘッドが入ってしまう。

距離が15〜20ヤードなら、ボールは左足カカトより少し内側。距離を出すなら右にずらす。

ロフトが大きいSWはリーディングエッジを右に向けても、フェースの面の向きは変わらない。

ソールがボールの手前の砂に当たり、ボールの下をくぐり抜けていく動きをイメージする。砂へのソールの当て方がカギ。


