
【所有欲を満たす上質スクーター】ベスパ80周年記念モデル「Sprint 180」「GTS」が“絶対買い”な理由とは?バイクのプロが生誕イベントから実車レビュー!の画像一覧
海外のスクーターといえば「ベスパ」と誰もが想像するほど、絶対的な知名度とアイコンとしての魅力を誇るブランドだ。そんなベスパが1946年の誕生から今年で生誕80周年を迎えた。この記念すべき節目に、特別なカラーと装備を纏った「VESPA GTS 80TH」と「VESPA Sprint 180 80TH」が登場。ベスパファンでなくとも思わず欲しくなる、その特別なディテールと進化した走り、そしてスクーター大国・ベトナムで開催された熱狂の生誕イベントの模様をお届けする。
ベスパ生誕80周年の特別仕様!「GTS」と「Sprint」の進化とは?
現在、ベスパブランドはフラッグシップの「GTS」をはじめ、スポーティな「Sprint」、スタンダードモデルの「プリマベーラ」、コンパクトで扱いやすい「LX」、そしてスポーティとクラシカルを融合させた「GTV」の5シリーズを展開している。今回、80周年記念の特別仕様車として選ばれたのは「GTS」と「Sprint」の2モデルだ。
300HPEエンジンと先進装備でゆとりの走り「GTS 80TH」

「GTS」は「GTS SUPERTECH 300」をベースとし、現代的な雰囲気を漂わせつつトレンドと伝統を採り入れたスタイルを採用。排気量278ccの力強さとゆとりを感じさせる300 HPE(ハイパフォーマンスエンジン)を搭載するため、高速ライドもタンデムライドも快適にこなせるだろう。 ABSやASR(トラクションコントロール)といった先進の電子制御システムとキーレスシステムを採用し、利便性を高めているのも特徴だ。
新型180ccエンジンで中速域の伸びが劇的改善「Sprint 180 80TH」

一方の「Sprint」は、現行の「Sprint 150」をベースにスポーティかつエレガントなデザインをアップグレードし、より洗練されたスタイルへ進化。パワーユニットは従来の155ccから排気量を174ccへアップさせた新型の180cc i-getエンジンを搭載している。 発進から中速までは従来と同様の感覚だが、中速域以降で155ccに感じられた伸びの緩慢さが解消され、スムーズな伸びと走りのゆとりを実感できた。

燃焼比率がアップしている点も大きな魅力と言える。さらに、新設計のフルカラーLCDディスプレイメーターや、車両とスマートフォンを接続する最新世代のVespa MIAマルチメディアプラットフォーム、キーレスシステムなども備えている。
初代をオマージュした、美しすぎる特別色「ヴェルデ80th」


今回の80周年記念モデル最大の特徴は、両モデルともに1946年の初代モデルから着想を得た落ち着いたパステルグリーンカラーの採用だろう。 ボディだけでなく、ミラーやボディシールドエッジ、リアハンドルバーなどにも同色をペイント。さらに、シートレザーやハンドルグリップのラバー、フットレスト、バックパネルカバーへ同系色のダークトーン素材を用いることで、全体に美しい統一感を持たせている。


そのほか、ベスパ98からヒントを得たデザインのホイールや、フロントシールドの80周年記念特別エンブレムも目を引くポイントだ。レッグシールド内側のグローブボックスリッドに配された、ハニカムヘキサゴンデザインの80周年記念ロゴバッジなどもファンの心を惹きつける。 特別なカラーリングと洗練されたデザイン、そしてゆとりのある走りを備えた記念仕様の2台。見ても乗っても楽しめ、所有欲も満たしてくれる、手に入れて後悔のないモデルである。
