
乗り物と動物を掛け合わせたシリーズ32作目『炎神戦隊ゴーオンジャー』Blu-ray BOX1(東映)
【画像】「えっ美しい…」「タンクトップ最高」 これが戦隊ヒロインから女怪人に転身した美人女優(当時21)です
敵の敵は味方? 1話限りのアイドルグループ
長きにわたり放送されてきた「スーパー戦隊」シリーズには、シリアスなトラウマ回として語り継がれる名エピソードがある一方で、衝撃の展開が描かれたユニーク回も数多く存在します。 なかには、王道の勧善懲悪よりも、思わず笑ってしまうような珍展開のほうが印象に残っているという人も少なくないようです。
2008年放送の『炎神戦隊ゴーオンジャー』は、意思を持つ巨大な乗り物「炎神」とともに地球環境を守る戦士たちの物語です。本作では、どこか憎めない敵組織「ガイアーク」も人気を集めました。なかでも第31話「歌姫(アイドル)デビュー」は、ゴーオンジャーとガイアークが協力するという異例の展開が描かれたエピソードとして知られています。
同エピソードにおける敵キャラは、音があふれる異次元「サウンドワールド」からやってきた怪物「ロムビアコ」で、騒音を吸収して巨大化するやっかいな存在です。そこで、地球を自分たちの支配下に置こうとしていたガイアークは、ゴーオンジャーとの戦いを一時休戦します。そして、ロムビアコが女性の美しい歌声を聞くと縮小することが判明し、両陣営の女性3人が急きょアイドルユニット「G3プリンセス」を結成して対抗することになりました。
スマイル担当の「ゴーオンイエロー/楼山早輝(演:逢沢りな)」、ラブリー担当の「ゴーオンシルバー/須塔美羽(演:杉本有美)」、セクシー担当のガイアーク幹部「ケガレシア(演:及川奈央)」という、敵味方が入りまじったユニットが結成され、それぞれ歌を披露しました。最後は「プリンセスキャノンボール」という必殺技でロムビアコを撃破しています。
本エピソードについてファンからは「何周しても笑える」「本気でアイドルをしていて最高」といった声もあがり、シリーズを代表するユニーク回として知られているようです。
替え歌まで披露? 困惑をふりまいた「悪の戦隊」
シリーズ20作目『激走戦隊カーレンジャー』(1996年放送)は、自動車会社ペガサスの社員5人が「戦う交通安全」を旗印に「宇宙暴走族ボーゾック」と戦う姿を描いた作品です。コミカルな作風でも知られる本作ですが、なかでも第25話「ナゾナゾ割り込み娘!」は、珍エピソードのひとつとして語られています。
本話では、ボーゾックのヒーロー研究家「SS(スースー)パマーン」率いる「暴走戦隊ゾクレンジャー」が登場します。彼らは、本家スーパー戦隊さながらの5人編成で、「ゾクレンジャーボール」という必殺技まで備えていました。しかし、その悪事といえば、子供が砂場で作った山を壊したり、洗濯物に泥を塗ったりと、見た目の物々しさに反してどこかスケールの小さなものばかりです。
作中では、カーレンジャーの主題歌を替え歌にした「暴走戦隊ゾクレンジャー」というテーマソングが流れます。暴走族のパラリラ音を取り入れるなど楽曲アレンジにも凝っており、歌詞も細部まで作り込まれていました。その徹底ぶりにファンからも「なにしてんねんの最上級」「歌手まで一緒なのがまたジワる」といった声があがっています。
