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『ばけばけ』トキと銀二郎はいい感じだが「別れ」は確定 視聴者「次郎さんの時みたいになる?」←史実では

『ばけばけ』トキと銀二郎はいい感じだが「別れ」は確定 視聴者「次郎さんの時みたいになる?」←史実では


朝ドラ『ばけばけ』主人公のトキを演じる高石あかりさん。画像は「高石あかりファースト写真集 幻灯」(東京ニュース通信社刊)発売時の写真

【画像】え、北川景子級? コチラがお母さん(実母)が「松江随一の美女」と言われた実際の小泉セツさんです

モデルのセツさんと結婚したのは

 2025年後期のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』第2週目第10話では、主人公「松野トキ(演:高石あかり)」が、鳥取の旧士族の青年「山根銀二郎(演:寛一郎)」を松野家の婿として迎え結婚しました。

 ただ、第1話冒頭でトキと「レフカダ・ヘブン(演:トミー・バストゥ)」との結婚生活が描かれたように、『ばけばけ』は『怪談』『知られぬ日本の面影』などの名作文学を残した小泉八雲さん(パトリック・ラフカディオ・ハーン)と、彼を支え数々の怪談を語った妻の小泉セツさんの夫婦がモデルの物語です。

 いずれ、何らかの形でトキと銀二郎が別れることは確定しています。10話の最後では、トキとヘブンが出会うまで、残り「1875日」であることが語られました。今後何が起きるのか、心配する視聴者もいるようです。

※ここから先の記事では、『ばけばけ』の今後のネタバレにつながる情報に触れています。

 前作の朝ドラ『あんぱん』(『アンパンマン』の作者、やなせたかしさんと妻の暢さんがモデル)では、主人公「朝田のぶ(演:今田美桜)」が、幼なじみの「柳井嵩(演:北村匠海)」と結婚する前に、一等機関士の「若松次郎(演:中島歩)」と結婚しました。次郎があまりにも紳士的で素敵な男性として描かれていたため、「このままのぶと次郎さんの結婚生活が観たい」といった声まで出ていましたが、次郎は戦時中に患った肺の病気で亡くなってしまいます(暢さんの前夫、小松総一郎さんも病気で他界した)。視聴者からは「次郎さんロス」で悲しみの声が相次ぎました。

 登場してから間もないですが、『ばけばけ』の銀二郎もトキと同じ怪談好きの好青年として描かれており、人気となりそうです。しかし、第3週の予告ではすでにトキと銀二郎の関係に何らかの亀裂が入る様子が描かれています。いったい何があったのでしょうか。

 トキのモデルのセツさんは、1886年に鳥取の旧士族の前田為二さんを婿養子に迎えて夫婦になりました。彼は銀二郎のように怪談好きではなかったようですが、浄瑠璃を好み、同じ物語を愛する者同士、セツさんとは気が合ったそうです。

 しかし、セツさんが養子として育った稲垣家は、養父の金十郎さんが商売に失敗して作った莫大な借金がありました。さらに養祖父の万右衛門さんは武士としての気位を捨てず、為二さんにも非常に厳しく接したそうです。そういった経済状態や、自分にかかる重圧を悲観した為二さんは、1887年に稲垣家を出奔してしまいます。

 その後、セツさんは為二さんが大阪にいることを突き止め、旅費にも困窮するなかでなんとか松江から大阪まで彼に会いに行きました。そこでセツさんは為二さんを戻ってきてほしいと説得しますが、冷たくあしらわれてしまい、一度は川に身を投げることも考えたといいます。その後、セツさんは1891年2月に、松江で英語教師をしていたハーンさんと出会いました。

『ばけばけ』では『あんぱん』とはまた違う、辛い展開があるようです。

 ちなみに、為二さんはセツさんと別れてから、商売に成功したといいます。銀二郎役の寛一郎さんは『ばけばけ』ガイドブックのインタビューで、「視聴者の方からは『トキは、銀二郎と別れなくてもよかったんじゃない!』と思ってもらえるような、愛される存在でいたいと思っています」と抱負を語っていました。

 銀二郎は、史実よりも好感が持てるような形でトキと別れるのでしょうか。もしかすると、離婚後も「商売で成功した元夫」として物語に関わるのかもしれません。

※高石あかりさんの「高」は「はしごだか」

参考書籍:『八雲の妻 小泉セツの生涯』(著:長谷川洋二/潮出版社)、『セツと八雲』(著:小泉凡/朝日新聞出版)

配信元: マグミクス

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