
坂東龍汰と岡山天音がW主演を務める長編アニメーション映画「我々は宇宙人」が現地時間6月26日、フランスで開催された「アヌシー国際アニメーション映画祭2026」で正式上映。上映前には企画・脚本・監督を務めた門脇康平監督が、観客を前に舞台あいさつを行い、満席の観客に応えた。また、「アヌシー国際アニメーション映画祭」のアーティスティックディレクター、マルセル・ジャン氏のコメントが到着した他、日本公開日が9月25日(金)に決定したことが発表された。
■門脇康平監督29歳、カンヌに続きアヌシー映画祭でも満席の拍手喝采をゲット
1960年の創設以来、“アニメーションの世界最高峰”として世界中のクリエーターが憧れる同映画祭。今年は100以上の国と地域から数千本を超える応募が寄せられ、「我々は宇宙人」は長編コンペティション部門唯一の日本作品として選出された。
本作を手がけた門脇監督は29歳という若さ。カンヌ映画祭に続き、アヌシーでも長編コンペに選ばれる快挙から、現地でも「今年のダークホース」「新たな才能の登場」と注目を浴びることに。
各国の映画祭関係者、バイヤー、メディア、ファンが詰めかけ、上映前から熱気が充満する会場で、上映前に登壇した門脇監督は「3カ月前まではまだ制作期間中で、今日ここにいることが夢みたいです」とあいさつ。
「これから見ていただく作品は、多くのスタッフの努力と、これまでの構想にかけた思いがぎゅっと詰まった作品です。ぜひ1秒1秒かみ締めていただけたらうれしいです」と続け、作品に関わった全てのキャスト・スタッフへの感謝の気持ちを表明した。
さらに終盤、会場を埋め尽くす925人の観客と共に「We Are Aliens(=我々は宇宙人)」というコールアンドレスポンスをしながら写真を撮影。上映を前に、会場のボルテージは最高潮に。
その後、満席の観客は物語の行方を見守るようにスクリーンへ集中し、エンドロールが流れ終わると大きな拍手が沸き起こった。
■アヌシー国際アニメーション映画祭ディレクター:マルセル・ジャン氏コメント
「我々は宇宙人(We Are Aliens)」は、この作品を見る人たちの記憶と視点を揺さぶる物語です。
雨の中で切り裂かれる傘、川に流される折り紙、姿を変えていくペンや歯ブラシ――それらのイメージは強烈な余韻とともに心に焼き付けられます。
子ども時代の残酷さと、その傷が人生に落とす長い影を、詩的でありながら痛烈な力強さで描いた傑作です。
(原文)
Marcel Jean, Annecy festival artistic director
“We Are Aliens tells a story that challenges our notions of memory and perception. An umbrella cut in rain, an origami swept away by a stream, the metamorphosis of a pen, a toothbrush… These images remain engraved in our minds. This remarkable film portrays the cruelty of childhood and its consequences with both poetry and violence”.


