元ハースF1代表のギュンター・シュタイナーは、ジョージ・ラッセルがメルセデスとの契約延長で合意に達することができない場合、アルピーヌがラッセルを獲得する決断を下す可能性があると主張している。
ラッセルのメルセデスとの現行契約は2025年末で終了するが、まだ契約延長はなされていない。ラッセルとチーム代表のトト・ウルフは、合意に達することは間違いないと主張しているものの、しばらく進展が見えない状態なのだ。
「まあ、我々は(契約延長に)非常に近いところまで来ている。そんな感じだ」と、ウルフはシンガポールで契約に関する最新情報を尋ねられた際、スカイスポーツF1に説明した。
ポッドキャスト『The Red Flags』でラッセルの契約について議論した際、シュタイナーはラッセルがメルセデスとの交渉でより有利な立場を得るために、1年間チャンピオンシップからの離脱をほのめかす可能性があると思うかどうかを尋ねられた。
シュタイナーはラッセルがそうした行動に出た場合、アルピーヌなどの他のチームが飛びついて彼を獲る可能性があると主張した。
「ジョージについては、今の彼の状態なら全く問題ないと思う。彼がその覚悟を決めたなら、どこかが彼を受け入れる場所を見つけてくれるはずだ」
「ちょうどアルピーヌの話をしていたところだが、アルピーヌなら『もし君が移籍市場に出ていたら…』と言うだろうし、彼のような実力者をマシンに乗せたいと思うチームは必ず現れるだろう」
「言うまでもなく、ほとんどすべてのチームはシートが埋まっている状態だが、誰かが解決策を考えだすだろう。ただし彼が十分に勇気を持って強硬手段に出る意志があるならの話だがね」
「双方に交渉の余地はほとんどないと思う。だがジョージ(ラッセル)はメルセデスより有利だ。なぜなら、代わりに誰を起用するというのか?」
ラッセルはシンガポールGPでポールポジションから圧倒的なレースを展開し、今季2勝目を挙げた。現在ドライバーズランキング4番手(237ポイント)で、同3番手のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とは36ポイント差となっている。
ウルフは、ラッセルのシンガポールGP優勝後に「契約面では、良いものは時間がかかるものだ」と語った。
「重要なのは細かい部分であって、大きなトピックではない」

