【Hint43】スピンをかけて止める!
フェースとスタンスを少し開いてカットに打つ

通常はインサイド・インだがスピンを効かせるときはアウトサイド・インに振る。
バックスピンを効かせてボールを止めるポイントはふたつ。ひとつは、サンドウエッジのフェースを少し開き、スタンスをややオープンにします。フェースを開きすぎるとボールへのコンタクトが難しくなるので、少しだけ開くのがコツです。
もうひとつは、カットに打ちます。バックスイングでクラブをいつもよりアウトサイドに上げたら、フォローはインサイドに。左ワキを締めて体の回転でボールをとらえると、強いスピンになり、ピンそばにピタリと止まりますよ。
左ワキを締めて左に振る

ダウンスイング以降、左ワキを締めたまま体の回転でクラブを左に振るという意識が大切。

クラブを上からぶつけるだけでは、ボールの打ち出し角が低くなり、スピンがほどけてしまう。
【Hint44】球の高さでなくスピンで止める

カットに打つことでバックスピンだけでなく、右回転のサイドスピンが加わる。グリーンのフック傾斜にボールを当てながらピンを真っすぐ狙うという攻め方ができる
【Hint45】大きく開かないほうがミスなく打てる

フェースとスタンスは少し開くだけでOK。フェースを大きく開くと大きなスイングが必要になり、ミスが出やすくなる。
【Hint46】砲台グリーンはコレで攻略!
構えたところにヘッドを落としソールを滑らせる

砲台グリーンでピンが手前というシチュエーションは、寄せるのが難しいですよね。攻略するには、ふわりと高く上がる「やわらかい球」が必要で、まずはサンドウエッジのフェースを大きく開きます。
そして、ボール1個ぶんうしろにヘッドをセットしたら、インパクトはその構えたところにヘッドを落とし、ソールを滑らせる。ヘッドを無理に振り上げず、低い位置から入れて低い位置に出していけばうまく打てます。スタンス幅が狭いと失敗するので、肩幅より広めにすることが鉄則です!

インパクトゾーンでヘッドを低い位置から入れて低い位置に出しソールを滑らせながら打つ

アドレスはボール1個ぶんうしろにヘッドをセット。インパクトで同じ位置にヘッドを落とす

すくい上げる動きは厳禁。インパクトで体が右に傾き、クラブを無理に振り上げてしまう人が多い
【Hint47】軸回転でボールをとらえる

真っすぐな軸をキープし、軸回転でボールをとらえるとふわりと高く上がる。打ち急がずにゆったり振り抜くことが大事

スタンスを広めにしたほうが、体が大きく動いてゆったりスイングできる。
いかがでしたか? アプローチでお困りの際のヒントにしてみてくださいね。

レッスン=清本美波
●きよもと・みなみ/2005年生まれ、愛知県出身。153㎝。23年のプロテストにトップ合格。今季は男子ツアーの「前澤杯MAEZAWA CUP」に出場し、話題に。ジェイテクト所属。

レッスン=林 菜乃子
●はやし・なのこ/1997年生まれ、神奈川県出身。154㎝。18年のステップアップツアー「京都レディースオープン」で初優勝。師匠の芹澤信雄にはプロ入り前から指導を受けており、師匠ゆずりの教え上手。フリー。

レッスン= リ ハナ
●り・はな/2001年生まれ、韓国出身。157㎝。23年「樋口久子 三菱電機レディス」でツアー初優勝。高校を卒業後に来日し、JLPGAのプロテストに合格。ステップアップツアーで3勝をあげている。飯田通商所属。

レッスン=澁澤莉絵留
●しぶさわ・りえる/2000年生まれ、群馬県出身。160㎝。25年はレギュラーツアー11試合、ステップアップツアー16試合に出場。新一万円札の肖像になった渋沢栄一の子孫として話題に。清水建設所属。
構成=小山俊正、岡田豪太、鈴木康介
写真=田中宏幸、相田克己、高木昭彦
