45歳で水着デビューを決断した理由
──Instagramの写真がネットニュースで取り上げられ、「美人すぎる気象予報士」といったかたちで話題になりました。ボディラインなどにも言及されることもありましたが、こうした反響はどのように受け止めましたか。
最初は戸惑いました。「美人すぎる」なんて自分では思っていませんし、そう見せようと意識していたわけでもなかったんです。
もともとは衣装の写真を記録として載せていただけだったのですが、同じようなパターンが続くと自分でもつまらなく感じてきて。その日の自分や天気をどう切り取って見せるか、少しずつ工夫するようになっていたという感じだったので。
ただ、それをきっかけに私のことを知ってくださる方が増えたのは、今はありがたいと感じています。
──そんな中でのグラビアのオファー。当初は戸惑いもあったそうですが。
正直、断ろうと思っていたんです。水着になるのが10年ぶりくらいで、これまでテレビの現場では露出を控えるよう教えられてきたこともありますし、肌を見せること自体に抵抗がありました。
ただ、これまでの人生、言葉や文章・写真で自分を表現してきましたが、45年間ともにしてきたこの体もまた、自分自身を語るひとつの手段なのではないか、と考えるようになっていきました。
迷っていたときに弟に相談したら、「やったほうがいいよ」と背中を押してくれて。せっかくいただいた機会でもありますし、挑戦してみたいという気持ちへと変わっていきました。
── 一部報道では「第二の竹中アナ」といった声も上がっています。竹中知華さんは元NHK沖縄放送局のキャスターで、44歳で『週刊プレイボーイ』のグラビアに挑戦し話題になりました。同業で年代も近いことから、比較されることについてはどう受け止めていますか。
竹中さんのことは以前から存じ上げていて、最初にグラビアを拝見したときは純粋に「すごいな」と思いました。自分にはない芯の強さを持っていらっしゃる方だなと。
自分もグラビアに挑戦してみて、竹中さんの開放的な笑顔や、心から楽しんでいる様子にあらためて魅力を感じました。同世代が頑張っている姿はうれしいですし、今では私もその一端を担えたらと思っています。
──ロケ中の天候についても、吉井さんが予報していたそうですね。ふだんはスマホのお天気アプリで確認するスタッフも、この日は吉井さんに天気を聞いていたとか。
撮影日は北東気流の影響で、関東だけがかなり冷え込む日でした。気象予報士として一応予報をお伝えしたのですが、「さすがに撮影日は動かせません(笑)」というやり取りもありましたね。でも、結果的に冷たい小雨の降る中という、忘れられない初めてのグラビア撮影になりました
取材・文/福永太郎

