幽霊を信じない吉川愛が恐怖するもの
——吉川さんは肝試しをされたことはありますか?
あまり興味がなくて… (笑)。心霊スポットに行ったところで「本当かな?」と思ってしまって、「何のために肝試しするんだろう? 」というタイプなので一度もしたことないです。幽霊とか信じていないかもしれません。
—— 作品で、初めての肝試しで呪いの木に行くことになりましたが、「呪い」があるとは思っていないんですか?
「呪い」は、あるとは思います。私は「呪われたら、それまでだな」と思ってしまいます (笑)。
—— そもそもホラー映画はご覧になりますか?
観ます。清水監督の『呪怨』のようなテイストの作品も好きですが、一番好きなのは『SAW』シリーズです。びっくりさせられると「わあっ!」となりますが、ホラーで「怖い」思いはないですね‥‥。日常的に体験しないことができるのはホラー作品の要素の一つだと思うので、そういうホラー作品を見るのはとても好きです。
—— では、吉川さんが個人的に「怖いもの」ってなんですか?
私、人形恐怖症なんです。マネキンとかロボットとか、偽物の人体が得意ではなくて。幼稚園児の頃にお風呂に入れると髪色が変わる人形が欲しくて買ってもらったのですが、いざ髪色が変わったのを見たら怖くなってしまって、そこから人形とかドール系が苦手です。あと虫が苦手です。
—— 虫が苦手とのことですが、セミの鳴き声が聞こえてくる季節になりましたね。
セミも苦手です。虫全般が苦手なので (笑)。あ、でもトンボだけは大丈夫です!小さい頃のヤゴ取りがあって、育てていました。「トンボになって旅立ったなぁ」と思ったら帰ってきたんです。それも毎晩。帰巣本能があるらしく、飼っていた3匹中3匹とも帰ってきてくれたので愛おしくなって (笑)。トンボ、かわいいですよ。
—— では、「呪い」「人間」「人形」「虫」だったら、どれが一番苦手ですか?
人形が一番怖いです。暗いところに人型のものがあるのも苦手です。ロボットは人型だけでなく、犬型とか猫型も全般苦手です。配膳ロボットがあるファミレスも行けないですし、触れないです (笑)。でもぬいぐるみは平気なんです。そこの線引きが難しいので、とりあえずロボット全般と、人型のものは全部NGにしています。
—— この作品を観る方にメッセージをお願いします。
突然の音や映像で驚かせられるホラーというよりは、じわじわ怖くなっていく内容で、ラストに「えっ!?」という驚きがあります。だんだんと怖さが高まっていくところが、この作品の面白さだと思います。新たな分野にチャレンジしているのと、結構身体的に大変なことが多かったので……「頑張っているな」と思って観ていただきたいです。褒めてください (笑)。
取材・文 / 小倉靖史
撮影 / 立松尚積
ヘアメイク / 室橋佑紀(ROI) スタイリスト / 髙橋美咲(Sadalsuud)
映画『口に関するアンケート』
心霊スポットとして知られる墓地に肝だめしに向かった大学生たち。しかし翌日、1人の女子大生が忽然と姿を消した。残されたのは墓地を訪れた5人の大学生たちが語る“不可解な証言”だけ。あの夜、いったい何が起きていたのか?証言から導かれるその“真相”を知った者には、何が起きるのか‥‥。
監督:清水崇
原作:背筋『口に関するアンケート』(ポプラ社刊)
出演:板垣李光人/綱啓永、吉川愛、MOMONA(ME:I)、森愁斗(BUDDiiS)、西山智樹(TAGRIGHT)、柄本時生/中村獅童
配給:松竹
©2026映画「口に関するアンケート」製作委員会
2026年7月3日(金) 全国ロードショー
公式サイト kuchi-movie.jp
