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<鉄鍋のジャン!>西条真二×あおきえい監督のトークショー開催 第1話の炒飯は「米粒を一粒一粒描くしかない」とアニメ化の裏側を明かす

<鉄鍋のジャン!>西条真二×あおきえい監督のトークショー開催 第1話の炒飯は「米粒を一粒一粒描くしかない」とアニメ化の裏側を明かす

TVアニメ「鉄鍋のジャン!」第1話より
TVアニメ「鉄鍋のジャン!」第1話より / (C)⻄条真二/KADOKAWA/「鉄鍋のジャン!」製作委員会

TVアニメ「鉄鍋のジャン!」(毎週日曜昼5:30〜、テレ東系※7月5日[日]スタート)の第1話から第3話の先行試写会が6月29日に開催され、原作の西条真二氏、あおきえい監督、そしてお笑いコンビの春とヒコーキが登壇するトークショーが行われた。

■原作の“過激さ”の舞台裏とアニメ化へのこだわり

MCを務める春とヒコーキの進行で始まったトーク前半では、作品の代名詞ともいえる強烈なインパクトの料理が話題に上った。西条氏は作中の料理について、「自分から描きたいものを出すときもあれば、おやま先生側から“次はこんな料理を出したい”と提案されることもあった」と制作の舞台裏を明かし、序盤に登場する茶碗蒸しはおやま氏の発案、キノコは自身のアイデアであったと振り返った。当時は「ブレーキがなかった」と語る西条氏だが、唯一修正を求められたのは食材の奇抜さではなく、作中で描かれる動物の捕獲方法だったという狩猟に関する驚きのエピソードを披露し、会場を沸かせた。

一方、あおき監督はアニメ化にあたり、原作が持つ破天荒な過激さを損なわないことを最優先にした。監督は、「『ジャン』の面白さの一つは、ああいう破天荒な過激さにある。そこが再現できないなら、アニメ化する意味があまりないと思った」と熱く語った。また、劇中の調理音や厨房音は実際の店舗でリアルに収録されており、細部へのこだわりが画面のリアリティを支えていることも明かされた。

そして、主人公のジャンについて西条氏は「非常に描きやすいキャラ」で物語の中で“勝手に動いてくれる”感覚があったとし、大谷日堂についてあおき監督も「大谷は悪いやつだけど、みんなが好きなキャラクター」とその魅力を語った。

■職人技が光る第1話の「炒飯」と宿る本気度

アニメ制作における具体的な苦労話として、あおき監督は第1話に登場する炒飯を挙げた。炒飯特有のパラッとした質感を表現するため、制作現場では「米粒を一粒一粒描くしかない」という結論に至り、アニメーターたちが手間を惜しまず描き込んだことが明かされた。監督自身もその仕上がりについて「画面で見ると抜群においしそう」と確かな手応えを語った。

また、作中の料理はプロの料理人が「どうすればより原作に近く、よりおいしくなるか」を真剣に追求した再現料理の試作も行われた。さらに、ファンからの「この作品を一言で表すとしたら?」という質問に対し、西条氏は当時は毎回20ページを描き切ることに全力だったと振り返ったうえで、「ただひたすら読者が喜ぶものを描く」ことだけを見ていたと明かした。

あおき監督は、やはり本作を表す言葉として「料理は勝負だ」を挙げ、原作の熱量に負けないよう、アニメでも“勝負”の感覚を貫くことがテーマだったと締めくくった。
TVアニメ「鉄鍋のジャン!」第1話より
TVアニメ「鉄鍋のジャン!」第1話より / (C)⻄条真二/KADOKAWA/「鉄鍋のジャン!」製作委員会


※「鉄鍋のジャン!」メインPVはWEBザテレビジョンで掲載中

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