非常に小さくて横向き寝も可能、充実したコンテンツ
実際に試してみた。

フィット感は非常によく、ごろごろ寝返りを打っても邪魔にならない。実際に数日使って見たが、朝になって抜けてしまっている率は1/4ぐらいだった。
アプリは就寝前と、入眠後と、目覚めでそれぞれ違うオーディオを設定できる。

睡眠に入りやすくするサウンドが用意されていて、デフォルトで用意されている『ジュラシック・コースト』は恐竜時代に思いを馳せる物語。その他にも、眠気をさそうようなゆったりとした語り口調の朗読などがいくつか用意されている。
入眠後のサウンドとしては雨音や、風の音、川の流れる音など、自然のノイズが用意されている。これを就寝前に聞くこともできる。
目覚めのサウンドは目覚ましをセットした時間に鳴るもので、爽やかな鳥のさえずりや音楽が用意される。至れり尽くせりだ。
『眠れない』に効果はあったのか?
で、寝られたか?
試用した1日目はこんな感じだった。

Soundcoreのアプリは「赤ちゃんのようにぐっすり眠れましたね!」と言っているが、Apple Watchによるヘルスケアアプリの睡眠スコアは『普通 70点』で、「目覚めている時間が長かったためスコアは70点に下がってしまいました」ということになっている。「寝られないな」と思うようになってからは、こんなものなので、特に気にはならないが、Soundcoreアプリとの乖離が気になる。
実際の体感はアップルのヘルスケアアプリの睡眠スコアに近い。寝られていない感覚がある。しかし、それは慣れない『イヤフォンをして音を聞きながら寝る』という経験によるものかもしれない。4日ほど試してみたが、正直、寝られる日もあれば、寝られない日もある。
イヤフォンとして考えると、音質はイマイチ。もちろん、小さく睡眠の邪魔にならないように作られているので、いたし方ないところだが、最近は音質に優れたイヤフォンを使うことが多いので、この落差はちょっと気になる。
今のところ『非常に効果がある』とは言いがたい状況だが、そもそも筆者がイヤフォンをしながら寝ることに慣れていないということもあるので、もうしばらく試用を継続してみようと思う。
希望としては、『より睡眠をさそう音楽や朗読』などの研究も続けて欲しい。眠りに関する学問はいろいろ進歩しつつあるようなので、そのあたりの最新の医学的知見も合わせてコンテンツを充実させて欲しい。また、サイズ的に難しい部分もあるだろうけれど、音質も向上させて欲しいと思う。
ともあれ、もうしばらく使ってみて、また、あたらめてレポートしたい。
(村上タクタ)