・食べてみた
ではいよいよ生姜焼きを豪快にガブリ。すると、これが思った以上に柔らかい。
薄いと感じる人もいるかもしれないが、それより先に「柔らかい!」が来るのだ。
タレは少々甘めで、ご飯がすすむタイプ。ウマい。
生姜焼きの下にはキャベツが一面に敷かれており、ご飯と一緒にタレがこれでもかとかかっている。
ひとくちに丼と言ってもいろいろな種類があるが、これはご飯とおかずの配分など何も考えず、ただひたすら肉と米を往復するだけの思考停止丼だ。
その間、日常から離れて心が “無” になるという意味では、デジタルデトックスならぬ人生デトックス丼と表現してもいいかもしれない。
個人的には定食よりも丼を断然推したい。
ただ、一つ気になったことがある。それはこの商品全体が、あまりにも生姜焼きの肩を持ちすぎているという点である。
ご飯もキャベツもすべてが生姜焼き仕様というこの状況は、チキンカツにとってさすがにアウェイすぎないか。
いつもの期間限定メニューと比べて、パワーバランスが非・揚げ物の方に若干寄っているような気がしてしまった。まさにチキンカツの受難。頑張れチキンカツ。
・どちらがいいのか
で、結局ダブルがいいのか? それともトリプルがいいのか? 気になる “かつや者” も多いだろうが、私なら問答無用でトリプルを選ぶ。
値段をもう一度見てほしい。丼の場合、ダブルだと税込979円、トリプルだと税込1089円である。そう、たった110円しか変わらないのだ。
個人的には、だったらトリプルを頼んで肉のフタを拝む方がお得だと思う。まあ、そのぶんチキンカツが泣くことになるが……ドンマイ。
『大判豚の生姜焼きとチキンカツの合い盛り丼』は、たしかに「かつや」史上もっとも豪快な生姜焼きであり、同時にもっとも合い盛りとしてのバランスが歪(いびつ)なメニューであった。
「自分は “かつや者” だけど生姜焼きも好き」「むしろ今日は生姜焼きの気分」という人は、ぜひトリプルに挑戦してもらいたい。
そしてその際は、ぜひチキンカツも労ってあげてほしい。ではまた。
参考リンク:かつや
執筆:かつや者・あひるねこ
Photo:RocketNews24.
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