優しさの正体を、確かめたくなって
次に会えた休みの帰り道で、私はとうとう足を止めました。「私のこと、キープしてるだけなんじゃないの」。彼はこちらを向いて、まっすぐ私を見ました。「キープなんかじゃない。今は、ってだけなんだ」。その声に嘘は感じませんでした。けれど、「今は」がいつまでなのか、私にはまだわかりませんでした。
そして...
あれから、彼が空けてくれる私の休みに、私も一つだけ予定を入れずにおくようになりました。「今は」の先がどんな答えでも、自分で確かめたいと思ったからです。返事を急がせる代わりに、隣で待ってみることにしました。
(20代女性・アパレル販売)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
