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「最高の作品でした」約27年ぶりの続編で大きな反響を呼んだ『X-Men'97』とは? プロフェッサーXにマグニートー、ウルヴァリンも…主要キャラクターをおさらい

「最高の作品でした」約27年ぶりの続編で大きな反響を呼んだ『X-Men'97』とは? プロフェッサーXにマグニートー、ウルヴァリンも…主要キャラクターをおさらい

「X-Men'97」シーズン1、2はディズニープラスで独占配信中
「X-Men'97」シーズン1、2はディズニープラスで独占配信中 / (C)2026 Marvel

突然変異で特殊能力を持って生まれたミュータントの戦士“X-MEN”の新たな物語を描くマーベルのアニメーションシリーズ「X-Men'97」のシーズン2が、7月1日に配信開始した。2024年にシーズン1が全10話で配信された同作は、1992年から1997年にかけて放送されたテレビアニメ「X-MEN」の続編で、1990年代版の世界観やキャラクターデザインを受け継ぎつつ、現代的な映像表現もしっかりと取り入れ、マーベルファンのみならず、大きな反響を呼んだ。このほどシーズン2の配信が始まったということで、“シーズン1も見てみよう”と思っている人や、“一度見たけれど見返してみよう”という人のために、あらためて「X-Men'97」の見どころと、特に押さえておきたい主要キャラクターを紹介しよう。(以下、シーズン1のネタバレを含みます)

■「X-MEN」約27年ぶりの続編

「X-MEN」の続編だが、「X-MEN」自体5シーズンあり、「X-Men'97」シーズン1の配信まで約27年の時間が経過しているということで、“前作を見てないと分からなさそう”と思う人も多いのではないだろうか。しかし、実写版で「X-MEN」関連の作品が多く制作され、本作にもサイクロップスやウルヴァリン、ストームなど、おなじみの人気キャラクターが多く登場するので、前作を見ていない人も十分楽しむことができる。

X-MENの創設者であるプロフェッサーXことチャールズ・エグゼビア教授が死去したというニュースが流れる場面からスタート。今作は、リーダー不在のところから始まる。リーダーを失ったX-MENは、人類との共存を目指すが、ミュータントへの差別も大きく、そう簡単にはいかないのが現状。第1話の冒頭には、ミュータントを1人1万ドルと値付けして人身売買のようなことが行われているシーンも…。

プロフェッサーXの遺言によって、宿敵だったマグニートーがX-MENを率いることになったが、果たしてマグニートーをリーダーとして信頼していいのか。そんな疑問も湧き、過去の大量虐殺の罪を問われる動きにもなったが、国連の裁判を襲撃してきた暴徒を鎮圧したことで世間からも認められることとなった。

全10話を大きく4つに分けると、第1話と第2話でプロフェッサーX亡き後、マグニートーをリーダーとした新たなX-MENの始まりが描かれており、第3、4話ではジーン・グレイ、そしてジュビリー、ストームといったキャラクターに焦点を当てた深掘りをしている。

物語の展開が一気に変わるのが第5話。ミュータント国家のジェノーシャで平和の祭典が開催される中、巨大なセンチネルが襲撃し、大量虐殺が行われ、主要キャラクターからも犠牲が出てしまう、まさに衝撃回。この第5話から第7話までが“起承転結”で言うならば“転”で、ストーリーもグンとシリアスになっていく。そして「寛容は絶滅」第1部から第3部と題した第8話から第10話が“結”、世界規模の最終決戦へと発展するクライマックスとなっている。

シーズン1の配信当時、SNSやレビューサイトには「最高の作品でした」「過去作も見たくなった」「シーズン2が待ちきれない」といった声が多く寄せられるなど、好評を博していた。

■X-MENの主要キャラクターを紹介

ここからは、シーズン2にも通じる主要キャラクターを紹介する。サイクロップスことスコット・サマーズは、X-MENの創設メンバーで、優れた戦略家でもあり、リーダー的な存在のX-MENを象徴するキャラクター。両目から強力な衝撃エネルギー“オプティックブラスト”を放つことができる。

ジーン・グレイは、テレパスでテレキネシスの使い手。相手の心を読むこともでき、念動力で物を自在に動かすことが可能。本作の前半では、彼女のクローンであるマデリーン・プライヤーがサイクロップスとの間に息子ネイサンを授かり、母親としての葛藤が描かれた。のちに“本物のジーン”が帰還したことで、複雑な運命へと巻き込まれていく。

ストームことオロロ・マンローは、天候を自在に操ることができる能力を持ち、“雷の女神”とも呼ばれている。人格者でリーダーシップもあり、みんなの信頼の厚いキャラクターだ。

ウルヴァリン/ローガンことジェームズ・ハウレットも「X-MEN」はもちろん、マーベルを代表する人気キャラクター。最大の特徴は、ヒーリング・ファクター(超回復能力)を持っていること。深い傷を負っても短時間で治癒し、骨格にアダマンチウムが結合されているので破壊不能と言われている鋭い爪が強力な武器となっている。

モーフは、姿を自由に変えられる変身能力の持ち主。顔だけでなく声や体格まで自在に変えることができ、「X-Men'97」では変身した相手の戦闘スタイルを生かしたアクションも見どころとなっている。前作の「X-MEN」では前半で一時“退場”したキャラクターだったが、その後紆余曲折を経て、本作では主要メンバーの1人として活躍するシーンが多く描かれる。

ローグも人気の高いキャラクター。触れた相手の生命力や記憶、能力を吸収してしまうため、敵との戦いでは大きな力を発揮する一方で、愛する人にさえ素手で触れることができないという切ない宿命を背負っている。「X-Men'97」でもガンビットとの恋模様が、物語の大きな見どころの一つとなっている。

「X-Men'97」シーズン1より
「X-Men'97」シーズン1より / (C)2026 Marvel

■まだいる!注目キャラクターたち

そのガンビットこと、レミー・ルボーは、ルイジアナ州ニューオーリンズ出身で、盗賊ギルドの中で育てられた元泥棒。物体に運動エネルギーをチャージして爆発させることができる。トランプ(カード)を武器にした戦闘スタイルが特徴的だ。仲間思いで責任感も強く、人気の高いキャラの1人でもある。

ビーストことハンク・マッコイ。名前通り、青い毛並みと“ケモノ”のような風貌が特徴のミュータント。野性的な外見だが、生物学、医学、物理学など世界屈指の科学者でもある“知的”なキャラ。いろんな意味で頼れる存在となっている。

ジュビリーことジュビレーション・リーは、指先からプラズマ状のエネルギー爆発を発生することができる。「X-Men'97」には多くのミュータントが登場するが、視聴者視点で考えると、ジュビリーが一番感情移入しやすいキャラかもしれない。そして、ビショップことルーカス・ビショップは未来世界からやってきたミュータント。未来を守るための重要な使命があり、重要なキャラの1人と言える。

今、ピックアップしたキャラクターたちはシーズン1のオープニングタイトルで登場しているくらい、本作における主要キャラであり、鍵を握る存在である。7月1日に始まったシーズン2の第1話のオープニングにもサイクロップスやジーン・グレイ、ストーム、ウルヴァリン、モーフなどが登場している。

今回紹介したキャラたちの特徴を押さえておけばシーズン1、そしてこのほど第3話まで一挙配信されたシーズン2もすんなりと入っていけるはず。シーズン1を振り返りながら、配信が始まったばかりのシーズン2も楽しんでもらいたい。

「X-Men'97」シーズン1~2は、ディズニープラスで独占配信中。

◆文=田中隆信

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