『KING OF PRO-WRESTLING 2025』東京・両国国技館(2025年10月13日)
○後藤洋央紀&YOSHI-HASHI&YOHvs大岩陵平&藤田晃生&ハートリー・ジャクソン×
後藤が3ヵ月半ぶりの復帰戦でジャクソンを粉砕。「今日この日から後藤革命第二章が始まった」と宣言した。
IWGP世界ヘビー級王者として2025年上半期の新日本マットをけん引していた後藤だったが、6・29大阪城ホール大会でザック・セイバーJr.に無念のレフェリーストップ負け。王座から陥落すると同時に、右ヒジにダメージを負い、欠場に追い込まれ、G1 CLIMAX出場も逃した。
しかし、今回の両国大会に向けて「後藤革命はまだ終わっていない。もう一度後藤革命についてこい!」と復帰表明。YOSHI-HASHI&YOHとの元CHAOSトリオで、TMDKの大岩&ジャクソン&藤田と対戦した。
大きな「後藤」コールを受けて、荒武者は3ヵ月半ぶりに復帰。ゴング前から両国は再び「後藤」コールに包まれる。先発を買って出ると、G1公式戦で対戦する予定だった大岩と対峙。のっけから肉弾戦を繰り広げる。大岩に右ヒジを狙われたものの、YOSHI-HASHIとの連係で呼応。得意の連係技・ざんまいなどを繰り出した。
その後もシーソーゲームが続くと、後藤が再登場。巨漢のジャクソンとラリアット合戦を繰り広げる。押し負けてしまうと、大岩&ジャクソンのダブルショルダータックル、連続セントーンを食らってしまった。それでも盟友のYOSHI-HASHIがラリアットを振り抜いて大岩を排除。後藤にゲキを飛ばすと、毘沙門が連続攻撃へ。後藤はエドモンド本田を思わせる袈裟斬りチョップを叩き込むと、合体技・後藤ごとハントがさく裂する。YOHがプランチャで援護射撃すると、最後は毘沙門の消灯→後藤のGTRが立て続けに決まって、ジャクソンを沈めた。
後藤が復帰戦で快勝。YOSHI-HASHIと抱擁を交わすと、大岩とは視殺戦を繰り広げた。再び新日マットに戻ってきた荒武者が目指すは当然頂点。「今日この日から後藤革命第二章が始まったと思ってます。一刻も早くこの新日本プロレス最前線に舞い戻るぜ」と宣言し、ザックを破ってIWGP世界ヘビー戴冠を果たしたTAKESHITAに挑戦を表明した。
【後藤の話】「本日無事に3ヵ月弱、3ヵ月ほどか。欠場してましたけど復帰することができました。ファンの皆さんにはね、本当ご心配と欠場ということで本当に申し訳なかったと思いますけど、こっから、今日この日から後藤革命第二章が始まったと思ってます。一刻も早くこの新日本プロレス最前線に舞い戻るぜ」
【YOSHI-HASHIの話】「誰も怪我なんかしたいと思わないし、でも怪我しちゃった時とかドン底の時に見えるものって絶対あって。まぁ凄いこの欠場期間はごっちゃんにとっても凄い凄い大きな痛手だったかもしれないけど、でも長い目で見てたら絶対プラスになると俺は思ってる。そして今、一緒にタッグを組んでる毘沙門としても俺個人としても、ごっちゃんが言ったように、さらにさらに上の上のステージに行く。このままくたばらねぇからな、俺もごっちゃんも」
【YOHの話】「(※通りすがりにカメラに向かって)革命点灯……」
【大岩の話】「後藤洋央紀復帰戦、まぁ今日は俺たちTMDKが負けましたが、俺たちはまだまだ後藤革命を止めるために動いてますから。後藤洋央紀、お前の右ヒジ、徹底的に狙ってやる」
【藤田の話】「イテー! 青色バカ、青色バカのチョップは凄く凄く痛いです。でも働いて働いて働いて、働いて、働いて、働いて働いて働いて働きます。馬車馬界隈です」
※ジャクソンはノーコメント
