ストレス発散との向き合い方とは
では依存行動をエスカレートさせないためにはどうしたらよいのだろう。
「スクイーズをはじめ、日々のストレスを緩和するモノ自体が悪いわけではなく、あるひとつのモノでしかストレスを発散できないという状態が依存症への一歩になりかねないのです。ですから、自分のストレスを和らげる方法を複数持つというということを意識するのがおすすめです。
例えば友人と外出することや、ランニングをすることなど、自分にとって心地よいと感じるストレス発散法を見つけて実践することが、依存症を回避することに繋がります」
また常岡氏は、「自分でのコントロールが難しい本格的な依存症の状態に陥った場合は、同じ症状に苦しむ人と交流する自助グループなどへの参加が有効」だと指摘する。
――近年、SNSを中心に注目を集めているスクイーズ。その人気の広がりの一方で、“スクイーズ依存症”と自ら呼ぶほど、収集や購入をやめられず苦しむ人もいる。ストレスを和らげてくれるはずのものが、いつの間にか生活を圧迫してしまうことは、誰にでも起こりうるのかもしれない。
取材・文/瑠璃光丸凪(A4studio)

