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新体制2年目を迎えたtimeleszがチーム力の強さを武器にファンを魅了<横アリ公演リポート>

新体制2年目を迎えたtimeleszがチーム力の強さを武器にファンを魅了<横アリ公演リポート>

「GOOD TOGETHER」 を披露するメンバー
「GOOD TOGETHER」 を披露するメンバー / 撮影=菅 朋香

新体制となって2年目を迎えたtimelesz。8人で歩み始めた日から約1年5カ月、それぞれが積み重ねてきた経験は確かな自信となり、ステージに立つ姿からはより強い結束が感じられる。そんな彼らが5月よりスタートさせたのが、全国ツアー「We're timelesz LIVE TOUR 2026 episode 2 MOMENTUM」だ。4月29日にリリースしたニューアルバム『MOMENTUM』を引っ提げた同ツアーは「勢い」をコンセプトに、菊池風磨が構成・演出を担当。約2時間20分のステージには、8人だからこそ生まれた表現が詰め込まれていた。本稿では8都市28公演のうち、7月2日に開催された神奈川・横浜アリーナ昼公演の模様をリポートする。

■「Mighty Beast」でライブ開幕

オープニング映像が終わると、メンバーが花道、客席、メインステージ、センターステージなどさまざまな場所から登場。松島聡が「横浜最終日、ブチ上げて行くぞ!」とシャウトすると「Mighty Beast」でライブをスタートさせる。

「Steal The Show」「Anthem -episode 1-」などアップテンポな楽曲が続き、「横浜の皆さん、おブチ上がりください!」「タオル回して!」と叫びながらメンバーたちは会場中を駆け回って盛り上げていった。
花道を歩くメンバー
花道を歩くメンバー / 撮影=菅 朋香



■傾斜するスロープLEDに驚き

その中でも印象的だったのが、ビルが立ち並ぶ風景が広がっていたメインステージのセット。床が変幻自在に傾斜するスロープLEDになっており、ステージ演出の幅を広げていく。たとえば「GOOD TOGETHER」では、道とその脇に咲くカラフルな花、「オーシャンビュー」では美しい海が映し出され、楽曲の世界観を可視化していた。

さらに、「柔な理性」ではスロープLEDが蓋のように開き、床下からメンバーが登場。メンバーが立っている位置ごとに傾斜がつくように変形していた。

また、地上約7mまで上昇するテレスコリフターに乗り、客席上部まで近づく演出も。おなじみの自己紹介ソング「We're timelesz」でもテレスコリフターに乗る場面があり、原嘉孝はリフターが揺れるほど手を振ったり、楽曲にノッたりしていた。

また、「4分間だけ時間をください」でもリフターが稼働。バックステージから外周、そしてリフターへと移動しながら、会場の隅々まで笑顔を届けるようにパフォーマンスを繰り広げる。前方から後方、さらには上段の席まで、一人でも多くのファンと目を合わせようとする姿が印象的だった。

■個性的な世界観のユニット曲

もちろん、『MOMENTUM』通常盤に収録されているユニット曲も披露。3組それぞれが異なる個性で観客を魅了していく。佐藤勝利、原、篠塚大輝による「We're on the Top」はパワフルな歌声とエネルギッシュなパフォーマンスで会場を熱く盛り上げ、松島、橋本将生、猪俣周杜による「No Map Just Vibes」は、互いに寄り添うような空気感と温かな表現で楽曲の世界観を描き出す。そして、菊池と寺西拓人による「half & half」は大人の色気と洗練された空気をまとい、客席を惹き込んでいた。

パワフルな楽曲、グルーヴィーな楽曲、切ない楽曲、美しい楽曲…全楽曲を通して映し出されたのは、8人それぞれの個性だけではなく、互いを支え合いながら前へ進み続けようとする覚悟と、その歩みの中で育まれてきたチームとしての強さであった。コンセプトとして掲げられた「勢い」は突き進むことだけではなく、積み重ねてきた時間が次の一歩へとつながっていくことをも意味するのかもしれない。そんなことを考えさせられたステージであった。
会場モニュメント
会場モニュメント / 撮影=菅 朋香


囲み取材の様子
囲み取材の様子 / 撮影=菅 朋香

■メンバーのヘアスタイルにも注目

開演前には囲み取材を実施。ライブMCでも告知された同ツアーの千秋楽となる宮城公演の生配信の決定、7月29日に新体制2作目となるシングル「消えない花火」のリリースを改めて告知した他、「成長を感じるのはどんな時か?」という質問が挙がる。

原の「2年目に入って役割分担ができてきたと思う。それに、もちろん決められたことはやりますけど、お客さんの反応を見て言葉を変えたりするチーム感を意識し合っているのは成長かな」という回答に対して、「原さんの役割は?」と重ねて質問が飛ぶと、「僕はとにかく声を出す。お客さんとtimeleszの架け橋になれるような存在でありたいな、と」と即答。

しかし、「架け橋って、原さんtimeleszじゃないんですか?」「メンバーじゃない?」と一斉にツッコミが入り、笑いを誘っていた。

6月12日の千葉・LaLa arena TOKYO-BAY公演で、喉の不調による活動休止から復帰をした菊池は成長した部分について、「(メンバーが)バランスを見て髪形を変えられるようになった」と答える。猪俣はちょうど前日の夜中に美容室に行ったそうで、髪形を変えたのは「timelesz project -AUDITION-」(Netflix)の最終審査ぶりとのこと。「ふと髪染めたいなと思って。今、大輝しか明るい髪色がいないから」と菊池が語ったように、バランスを見てヘアチェンジをしたと語っていた。

「バランスを見てではなく、僕は極端に痩せたので(髪色を)茶色で柔らかくしようかなと」と話す菊池は、休止期間中はずっとソワソワしていたそう。初日に「ライブどう?」とメンバーに連絡をしたものの、ツアー初日の前日だったようで「僕だけ一足先に初日を迎えていました」と笑顔を見せる。

また、喉に刺激を与えられなかったため、流動食や点滴で過ごす日々だったそうで、「顔がスッキリした。ちゃんと喉も治して、ビジュアルも整ったので、僕としては渡りに船だと思いました」と笑いを誘っていた。

最後は、佐藤が「僕たちtimeleszは2年目に入りました。去年は初めてだったからフレッシュ感を面白く見てもらっていたけど、今回は成長した部分が見せられると思います。そして、『MOMENTUM』は勢いという意味がありますので、全力でライブをやる姿で皆さんに笑顔になっていただけたらと思います」と語っていた。

囲み取材では笑いの絶えないやり取りを繰り広げながらも、ライブでは磨き上げてきた表現力とグループとしての結束を見せつけた8人。新体制2年目を迎えたtimeleszは「勢い」と「成長」を武器に、新たな一歩を踏み出していた。

◆取材・文=高橋梓

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