
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の、末永裕樹・馬上鷹将による落語漫画を原作にしたアニメ「あかね噺」(ABEMA・Netflix・ディズニープラス・FOD・Huluほかにて配信)の第十二席「卒業」が6月20日に放送された。本編終了後には第2期制作決定が発表。2027年1月という、そう遠くない時期の放送に、視聴者からは喜びの声が多く届いた。(以降、ネタバレが含まれます)
■第2期制作決定の告知に反響大「楽しみしかない」
全12話で届けられた第1期。落語という伝統芸能を題材に、「週刊少年ジャンプ」作品らしい展開で視聴者を楽しませた。今話で桜咲朱音(CV.永瀬アンナ)は高校を卒業。正式に阿良川志ぐま(CV.てらそままさき)の弟子となり、第2期からは前座修行が始まる。
番組公式Xではキャラクターデザイン・総作画監督を務めた田中紀衣描き下ろしによる第2期制作決定お祝いイラストが投稿され、「こんなに早く2期が来るなんてめっちゃうれしい」「2期から本格的に落語の世界に行くと思うと今から楽しみですね」「ここからが“本物の噺”やろ…楽しみしかない」などの反響を呼んでいた。
また、テレビで多く観られる漫才やコントと違って聴く機会が少ないと思われる落語だが、「あかね噺」の視聴を通してその面白さを知った人も多くいたようだ。
「あかね噺、2期来年か…おもろかったな! これのお陰で落語聴き始めたしな。高座も生で行ってみたいわ。落語おもしろい!」「調べたら寄席って案外あちこちでやってるのね、見に行ってみよ」「いや~面白かった、笑点も師匠たちの落語を放送してくれたらいいのに」など、SNSには落語への興味を高めたコメントも多数見受けられた。
■印象的だった志ぐまの町歩きと茜色の夕日

今話で見習い期間が終わり、志ぐま師匠の正式な弟子となった朱音。前座とはいえ、これからは寄席で働くことになる。そこで必要となるのが高座名だ。高座名は師匠が弟子に付けるのが落語界の習わしとなっている。
しかし、朱音は志ぐまが高座名の話を切り出した瞬間、「私の目標は阿良川一生におっ父の落語を認めさせて真打になること。おっ父の無念を晴らして初めて一人前の落語家になれるんだと思ってます。だからっ真打になったら、その時、改めて師匠から落語家としての名前をいただきたいです」と頭を下げて、今はまだ“あかね”のままでいたい胸中を告白する。
そんな朱音に志ぐまが見せたのは、「阿良川あかね」と書かれた命名書だった。小さい頃から朱音を見てきた志ぐまには、彼女ならきっとそういうだろうと分かっていたのだ。
冒頭から朱音との思い出を辿るように町を歩いていた志ぐまの姿と、名前のルーツである茜色の夕日を受ける朱音の姿という流れは印象深いもので、視聴者からも「素敵な最終回、こういうの嫌いじゃない」「朱音との過去を振り返りながら、高座名を通して今後の道のりを思い浮かべる志ぐまの姿は胸に迫る」「人情家の志ぐま師匠だからこその計らいだね」というコメントが集まっていた。

■師匠方からの反感が強い阿良川一門、朱音にも火の粉が!?

志ぐまからの高座名の命名、兄弟子たちからの卒業・入門祝い、学校での友人たちとの交流。朱音を取り巻く温かな人間模様が描かれたが、一方で、朱音の知らないところでは風当たりが強い状況にもなっていた。
落語界のしきたりや他の一門を歯牙にもかけないような一生の横柄な振る舞いは落語連盟の師匠方から反感を買っており、それが阿良川一門へと飛び火している様子。前座デビューとなれば、志ぐまの弟子である朱音にも、阿良川一門ということで火の粉が降りかかってきそうな雰囲気だ。
放送後のSNSには「一生師匠のせいで朱音の前座修行は大変なことになりそう、ま、朱音なら気にも留めなさそうだけど」「やっぱ円相のもとにはからしが行くのかね? からしとひかるの選択も2期の楽しみ」など、第2期への期待コメントが溢れていた。
◆文=鈴木康道


