首位から5位まで勝率5割以上をキープしているパ・リーグ。中でもソフトバンク、西武、日本ハムは貯金が10を超えているが、開幕前にあれだけ「ぶっちぎりで優勝!」と叫んでいた新庄ファイターズが今イチだ。
開幕から昨年の覇者ソフトバンクと3連戦3連敗を喫していきなりつまずいた。
「そのまま対戦成績は悪いままで、現在まで1勝10敗。今シーズンのソフトバンク戦の負け越しが目前に迫っています。これではホークスを倒して優勝したい新庄剛志監督の思惑は全く達成されず、シーズン終盤に競った場合に足かせにさえなってしまいます」(球団OB)
若手選手の起用と小技を含めた基本的な戦法の徹底が…
西武相手に勝率5割、他の3球団には勝ち越しを決めており、交流戦も16勝5敗と離されず踏ん張っている印象が強いが、
「新庄マジックが切れかかっている」
と前出の球団OBは話すのだ。
「新庄監督が就任1年目から推進したのは若手選手の起用、小技を含めた基本的な戦法の徹底です。これは軸がある程度、決まれば選手にも浸透してうまく回っていたのですが、今年は開幕からずっこけてしまったことで悪循環に陥っている。策が決まらず、選手のモチベーションが下がりつつある現状があります」
昨オフには西川遥輝をフロント主導で復帰させたものの機能しておらず、4月末から2軍調整が続いている。他の年配選手も同じで、チームが右肩下がりになった時に、頼れるベテラン選手が1人もいないのは厳しい材料だ。
「ただ、これはチーム運営をベテラン頼みにしない球団の方針と重なるので、難しいところですけどね」(前出・球団OB)
夏場のV字回復を待ちたい。

