大地震で一瞬にして埋もれた黄金の城・帰雲城の埋蔵金
一方、岐阜県にも有力な埋蔵金伝説が伝わっている。1585年(天正13年)11月、北陸地方をM8クラスの大地震が襲った。このとき、岐阜県白川村にあった帰雲山が山頂から崩壊し、大量の土砂が山麓に押し寄せて庄川のほとりにあった城を、莫大な黄金もろとも埋め尽くしたという。
この帰雲城の黄金伝説は長く飛騨地方に語り継がれてきたが、史実であることが明らかとなったのは、1970年ごろに城主の内ヶ嶋氏にまつわる文書が発見されてから。そこには同氏がこの地へやって来た理由が足利義政の命による金銀山の開発だったことが書かれていたため、がぜん伝説の信ぴょう性が高まったのである。
ただ、押し寄せた土砂は想像を絶する量だったようで、城の場所は今もって不明。史実であることが話題を集めてからは、慰霊碑が建てられ調査が検討されたこともあるが、なかなか具体化しない状態なのだ。
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