最新エンタメ情報が満載! Merkystyle マーキースタイル
脳トレ四択クイズ | Merkystyle
充電1%のスマホで地図だけ送った俺が、彼女に伝え損ねたこと

充電1%のスマホで地図だけ送った俺が、彼女に伝え損ねたこと

彼女の不安を聞いて気づいたこと

エレベーターの近くで待っていると、彼女が遠回りの通路から歩いてきました。表情を見て、すぐに機嫌がよくないことは分かりました。

「なんで遠回りさせたの?」と聞かれ、俺はそこで初めて、自分が何も説明していなかったことに気づきました。「いつもの出口のエスカレーターが止まってた。階段しかなかったから」と伝えると、彼女は少しだけ間を置いて、「それなら先に言ってほしかった」と言いました。

その言葉を聞くまで、俺は自分が気遣った側だと思っていました。でも彼女は、理由も分からないまま痛い足で歩いてきたのです。気遣いのつもりでも、説明を省けばただの指示に見える。そのことを、彼女の言葉でようやく理解しました。

そして...

俺のスマホは、そのあとすぐに電源が落ちました。充電が少なかったのは事実です。でも、それは矢印だけで済ませていい理由にはなりませんでした。短くても、「階段を避けて」と入れることはできたかもしれません。

彼女は「地図は助かったけど、不安だった」と言いました。その言い方で、俺はやっと、自分の配慮が半分しか届いていなかったことを知りました。

彼女を気遣ったつもりの矢印は、説明がなければただの指示に見える。次は道を示す前に、彼女が安心して歩ける言葉を先に渡したいと思います。遠回りを選ぶなら、その理由まで一緒に届けること。それが俺に必要な気遣いなのだと思いました。

(20代男性・会社員)

本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。

(ハウコレ編集部)

配信元: ハウコレ

あなたにおすすめ