カルビーが一部商品のデザインを白黒に変更した結果、パッケージに絵を描くブームがSNSで発生。その流れで生まれた作品が、X(Twitter)で注目を集めています。投稿は記事執筆時点で約250万回表示され、8万3000件以上の“いいね”を獲得しています。
白黒パッケージの余白に絵を描く遊びが流行
中東情勢の緊迫化がもとで、包装資材に使われる原材料の調達が不安定化する昨今。カルビーは5月12日、商品の安定供給を最優先とするための対応策としてパッケージ変更を発表しました。対象商品は「ポテトチップス」「かっぱえびせん」「フルグラ」など14品。5月25日より、印刷インクを2色に絞った白黒パッケージの製品に順次切り替えられています。
この「節約パッケージ」は、色数だけでなくデザインも簡略化されており、余白が多め。何でも遊びに採り入れてしまう人はいるもので、この空きスペースにイラストを描いて楽しむ投稿が、6月に入ってからSNSでみられるようになりました。
投稿者のヤっさん(@yasuyuking0827)さんも、この流行に乗った1人。節約版のかっぱえびせんと、もともとほとんど無地だった業務用ポテトチップスを手に入れて、ある絵本の絵柄を描き込みました。
はやりに乗って描いたのは……
そうしてできあがったのが、教科書でもおなじみ『モチモチの木』(作:斎藤隆介/絵:滝平二郎)の名場面。印象的な切り絵の風味を、ペンで見事に再現しています。パッケージの白黒とも良い取り合わせ。
かっぱえびせんのほうに描かれたのは、いろりを囲む「豆太」と「じさま」。元デザインのエビを囲むような構図が、原作とは違った印象を感じさせます。昔食べたエビの思い出話でもしていそう。
業務用ポテチの袋では、絵本の表紙を再現。広大な余白に、豆太を抱きしめるじさまが大きく描かれています。どちらもキャンバスの性質をうまく生かしていますね。

