●置き配リスクを軽減する「スマート宅配ボックス」の導入
盗難被害を防ぐ上で最も確実な手段が、物理的に荷物を保護するデバイスの導入である。最近では、単なる箱ではなく宅配ボックスにスマートロックを備えたIoTモデルへの注目度が高い。スマートフォン(スマホ)と連携し、荷物が投函されて扉がロックされると同時にアプリへ通知が届く仕組みは、利用者に大きな安心感をもたらしてくれる。
また、賃貸住宅などで導入しやすい工事不要の折りたたみ式簡易ボックスであっても、南京錠や防犯ワイヤーを併用すれば防犯対策として有効とされている。悪意ある第三者に対して「ここは防犯意識が高い」と視覚的にアピールすることが、犯行を未然に防ぐ第一歩となるはずだ。
●決定的な証拠を残す「玄関カメラ」による監視と抑止効果
物理的なボックスとあわせて導入したいのが、防犯カメラによる監視システムである。特に玄関カメラのおすすめとして挙げられるのは、「Ring」シリーズや「Google Nest Doorbell」に代表されるドアベル一体型デバイスだ。
これらの製品は、玄関先に人が近づいた瞬間に動体検知で録画を開始し、スマホへリアルタイムに通知を送ってくれる。万が一盗難が発生した際にも、高画質な映像がクラウド上に保存されるため、警察への相談時に有力な証拠として活用できる。
さらに、マイクとスピーカーを内蔵し、外出先からスマホ越しに配達員へ「そこに置いておいてください」と直接指示を出せる点も大きな魅力である。この双方向通話機能は、不審者への抑止効果も期待できる。

