
「Anime Expo 2026」が、アメリカ・ロサンゼルスにて7月3日に開催された。同イベントのJW Marriottステージで、公式パネル「Shonen Jump Anime KILL BLUE ー Special Homeroom」を実施し、アニメ「キルアオ」の原作者・藤巻忠俊氏らが登壇。「キルアオ」誕生の舞台裏やアニメ第1期を振り返るトークが繰り広げられたほか、藤巻氏によるライブドローイングも披露され、会場は大きな盛り上がりを見せた。
■元・伝説の殺し屋が送る青春スクールライフ
「キルアオ」は、週刊少年ジャンプで連載中の藤巻氏による漫画が原作。どんな依頼も遂行する39歳の伝説の殺し屋・大狼十三が、謎の蜂に刺されたことで13歳の中学生の姿となり、元の姿に戻る方法を探るため中学校へ潜入する。殺し屋としての任務と、個性豊かなクラスメートに囲まれた青春スクールライフが交錯する、新感覚の学園アクションコメディー。
■第1期を振り返りながら「キルアオ」誕生秘話を語る
先日第1期の放送を終えた本作。会場では第1期振り返りPVが上映され、大きな拍手が送られた。その後のトークセッションでは、「伝説の殺し屋が突如、中学生の姿になってしまう」というアイデアの誕生秘話や、漫画からアニメへと作品が広がるまでの歩み、藤巻忠俊氏自身が選ぶお気に入りのシーンなど、制作の裏側をたっぷりと紹介。
さらに、「黒子のバスケ」からアクションコメディー作品「キルアオ」へと至る創作の変遷についても語られた。藤巻氏は「『黒子のバスケ』のヒット後はプレッシャーから漫画を描くことが楽しくない時期もあった」と振り返り、「『キルアオ』は私自身を救ってくれた作品。結果だけを追い求めることなく、楽しみながら描くことができた」と明かした。
また、DMM.comチーフプロデューサー・山田昇氏は、「藤巻先生の絵をどうアニメとして動かすかが大きな挑戦だった」と制作を振り返り、「コメディー、アクション、学園生活といった多彩な魅力をバランスよく描き、肩の力を抜いて楽しめる作品を目指した」とアニメ化へのこだわりを語った。

■ライブドローイングに大歓声 第2期制作決定のサプライズも
トークセッションの途中では、主題歌・aespa「ATTITUDE」のオープニング映像を上映。オープニング映像を手掛けた中山竜監督の演出や、シネマティックな構図、光の表現など、制作陣による映像づくりのこだわりが紹介された。
続いて、藤巻忠俊氏がステージ上でライブドローイングを披露。リアルタイムでスクリーンに映し出される筆さばきに、会場は大きな歓声と拍手に包まれた。その後は、「ホームルーム」をテーマにしたクイズコーナーが行われ、アニメ本編や当日のトークにまつわる問題が出題され、正解者には藤巻氏直筆サイン入り色紙がプレゼントされた。
さらに、イベントの最後にはTVアニメ「キルアオ」第2期の制作決定と、藤巻氏描き下ろしによる告知ビジュアルを初公開。大きなサプライズに会場は興奮に包まれ、最後は登壇者と来場者による集合写真の撮影でイベントは幕を閉じた。

※TVアニメ「キルアオ」ノンクレジットオープニング映像はWEBザテレビジョンに掲載中。

