
【それ、実は逆効果】サーキュレーターは“置き方”でこんなに違う!電気代20%減から最短冷却方法まで「正しい使い方」をシロカ開発本部長が伝授の画像一覧
いちだんと暑さが厳しくなり、エアコンなしでは命の危険も感じる時期が今年もやってきました。しかし毎日エアコンを使うと電気代が気になる方も多いはず。そんな時サーキュレーターを併用することで電気代を節約でき、さらに暑い部屋の温度を素早く下げることもできます。実は、エアコンとサーキュレーターを正しく併用するだけで、電気代を大幅に節約しつつ、素早く部屋を涼しくすることができるんです!
今回は、家電メーカー「シロカ」の開発トップに、意外とやりがちなNGな置き方から、帰宅時の部屋を最速で冷やす裏ワザまで、正しいサーキュレーターの使い方をプロならではの視点で詳しく解説していただきました。
ひと夏で電気代約20%減!? エアコン×サーキュレーターの賢い併用術

シロカ株式会社 開発部本部長 プロダクトマネジメント部本部長 石井邦治さん
そもそもエアコンが家にあるのに、さらにサーキュレーターも購入する必要はあるのでしょうか?
「命の危険すら感じる近年の猛暑では、我慢せずにエアコンを使用してほしいですが、サーキュレーターを併用することで空気の循環を起こし、効率よく部屋が涼しくできます。エアコンの設定温度を必要以上に下げずにすむことで、さらに電気代も節約できます。0
部屋の広さや使用しているエアコンの機種などにより異なるため、あくまで一般論ではありますが、サーキュレーターを併用した上でエアコンの設定温度を2℃上げると、ひと夏で約20%ほど電気代を節約できる計算です。
同じく暖房使用時にもサーキュレーターを併用することで効率よくエアコンの温風を室内に循環でき暖房の設定温度を上げすぎなくて良くなりますから、冷房使用時・暖房使用時合わせて年間でかなりの節約になるといえます」(石井さん)
最初にサーキュレーターの購入費用はかかるものの、長く使うことで結果的にかなりオトクになるのですね。
実は逆効果?やりがちな「サーキュレーターのNGな置き方」と正解
しかし、せっかく購入してもサーキュレーターを置く位置を間違えていては意味がありません。扇風機と比較すると小型でどこにでも置きやすいこともあり、サーキュレーターを“なんとなく”置きやすい場所に適当に置いている方も多いのでは?
「側面・背面にモノや壁がある場所に置くと空気を吸い込みづらくなるのでおすすめしません。できるだけ周囲に空間がある場所で使用してください」(石井さん)
上記写真のようにテレビや棚の間の隙間がちょうど良く空いていると置きたくなってしまいますが、これではサーキュレーターが十分な空気を吸い込むことができず、循環が悪く十分な力を発揮できなくなってしまうこともあるそう。横&後ろをある程度開けるようにしましょう。
冷房・暖房で違う!一番効率の良いサーキュレーターの向き
さらに、サーキュレーターの向きも重要です。

画像提供:シロカ株式会社
「エアコンと併用する場合、冷房使用時と暖房使用時ではサーキュレーターを向ける方向が異なります。一般的に冷房の場合、冷たい風は下におりていきます。そのため、エアコンの真下にサーキュレーターを置き、上に向けることで、冷たい空気を循環させることができ、効率よく部屋全体を冷やすことができます。

画像提供:シロカ株式会社
暖房の場合、あたたかい空気は上にいきます。サーキュレーターはエアコンの対角線上に上に向けて置くことで、上部に溜まっているあたたかい空気を循環させることができます」(石井さん)
なんとなく部屋の隅に置いてしまっていましたが、冷房の場合はエアコンの真下に置くのが最も効率が良いのですね!
効率よく部屋を涼しくし、電気代も節約できるサーキュレーターですが、意外な落とし穴も。
「サーキュレーター本体にホコリがついていると、変わらず稼働しているように見えても実は風量が落ちてしまいます。しかも少しでもホコリがついているとさらにホコリを呼んでしまい、どんどんホコリが付きやすくなっていってしまいます。できるだけこまめにお手入れをすることをおすすめします」(石井さん)
そのためには、お手入れがしやすいようにバラバラに分解できるサーキュレーターを選ぶのがおすすめとのこと。できればネジを使わずに手だけで分解できるものだとお手入れのハードルが下がり、こまめにホコリを取り除こうと思えるのでベストですね。
