
雨清水傅役を演じる堤真一あん(2020年10月、時事通信フォト)
【画像】え…っ! 「ヒドイ」「かわいそう」 こちらが同情相次いだ『ばけばけ』三之丞(板垣李光人)の“笑顔が消えた顔”です
「トキには優しいのに……」
2025年10月14日放送された『ばけばけ』第14話での雨清水家の急変に、ファンから大きな反響を呼んでいます。特に、これまで家族から疎外されてきた三之丞(板垣李光人)が、突然すべての責任を背負わされる展開に、視聴者から同情と批判の声が殺到しました。
今回の放送では、機織り工場の経営悪化により金策に奔走していた傳(堤真一)が病に倒れ、三之丞が急遽社長代理を務めることになりました。しかし何をすればよいかわからず椅子に座っているだけの三之丞。さらに給金を支払えず女中たちが解雇され、粥も作れないタエの姿が描かれます。心配して訪れた松野トキ(高石あかり)に看病の無理を指摘された三之丞は、涙をこらえながら怒りをぶつけてしまいました。
この展開に対し、視聴者からは三之丞の立場への深い共感が寄せられています。多くの視聴者が、これまで空気のように扱われてきた三男が、いきなり家業を任される不条理さを指摘しました。長男は後継者として信頼され仕事を任されていたのに対し、次男が亡くなっているにもかかわらず三男は冷遇され続けてきたことへの疑問の声も。ある視聴者は「どうしろって言うんだよ!」という三之丞の叫びに、「気持ちに余裕がないと、人の好意って受け入れられない」と理解を示しています。
特に注目を集めたのが、雨清水家の家族関係に対する批判です。傳がトキには目に見えて優しく接する一方で、三之丞には冷たい態度を取り続けてきたことに、多くの視聴者が違和感を表明しました。ある視聴者は「ヒロインへの無償の愛に隠れて泣いている人がいるなんて、もろ怪談じゃん」と指摘。また、傳の経営手腕についても、氏松の下で三之丞に家業を覚えさせておくべきだったという意見や、結局は武士出身者の限界だったのではないかという厳しい見方も示されています。
一方で、視聴者たちは三之丞の本質的な優しさも見逃していません。普段は周囲の人を元気づけようと繊細に心を配ってくれていたことを、多くの視聴者が記憶しています。トキへの八つ当たりは良くなかったものの、その背景にある苦悩と「手駒としてしか見られてなかった」という悲しみに、視聴者は深く同情しています。
また、同じく婿として苦労する山根銀二郎(寛一郎)との共通点を指摘する声も多く、この時代の長男以外の男性の肩身の狭さが浮き彫りになりました。今後、誰かが三之丞の状況に気づき救ってくれるのか、視聴者の注目が集まっています。
