読みたい記事や仕事の資料がたまる一方、忙しくて活字を追う時間がない……。それなら、あらゆる長文資料を一瞬で「自分専用のラジオ番組」に変換できる Googleの無料AIアプリを活用するといい。たてばやし淳氏の新刊『AIライフハック』(かんき出版)より、耳を使ったタイパ最強の情報収集術について、一部抜粋・再編集してお届けする。
あらゆる情報を「音声コンテンツ」に一瞬で変換
・読みたい記事や資料がたまっているが、忙しくて読む時間がない
・仕事で疲れてしまい、帰宅後に活字を目で追う気力がない
・散歩や家事、運転中などの「耳が空いている時間」を有効活用したい
そんな人に有効なのが、Googleが運営しているAIノートブックアプリ「NotebookLM」 です。Googleアカウントがあれば無料で利用でき、十分な機能が使える(2026年5月現在)ので、まずは無料で始めてみましょう。
iPhoneやAndroidのスマホアプリ版も提供されており、移動中や家事の合間にもサッと使えるので、スマホ派にはアプリ版がおすすめです。
なお、Geminiの有料プランに加入するとNotebookLMでのノートブック保存数や音声、スライド生成回数などの上限が大幅に拡張されます。
この「NotebookLM」を使えば、Web記事、PDF資料、テキストメモなど、あらゆる情報を「対談形式のラジオ番組」に一瞬で変換できます。読むのではなく「聴く」ことで、インプットのハードルを大きく下げることができます。
たまった記事を通勤ラジオにする
「あとで読む」と保存したままになっているWeb記事のURLや、長文のニュースをNotebookLMに読み込ませると、その内容について語り合うラジオ番組風の音声が生成されます。通勤電車の中で目を閉じたままでも、情報収集ができます。
難解な資料を噛み砕いた会話で理解する
行政の白書や専門的な論文など、堅苦しくて読みづらい資料も、NotebookLMにアップすれば、2人のAIホストが「これってどういうこと?」「つまりこういうことだね」と対話形式で解説してくれます。文章で読むより断然、内容が頭に入りやすくなります。
英語の文献やレポートを日本語音声で理解する
英語圏のレポートや論文をNotebookLMに読み込ませれば、内容を日本語に翻訳したうえで、対談音声に変換してくれます。英語の長文を自力で読み通す必要がなくなり、海外の情報にも手軽にアクセスできるようになります。
音声だけじゃなく動画もできる!
また最近、NotebookLMでは、従来の「対談形式の音声」に加え、「プレゼンテーション形式の動画」も生成できるようになりました(2026年5月現在)。
そのため、耳だけでなく目でも見て内容を理解したいときは、一人語りで資料を見せながら解説してくれる「動画解説」にするなど、シーンに合わせて使い分けるのがおすすめです。
< AIへの指示ステップ>
● ステップ1
NotebookLMで「新しいノートブック」を作成し、「ソースを追加」から、読ませたい資料(PDF、WebサイトのURL、コピーしたテキストなど)をアップロードします。
● ステップ2
「音声概要」または「動画解説」の生成ボタンをクリックします。数分ほど待つと、あなた専用の解説コンテンツが完成します。
< AIの回答例>
次の画像は、確定申告に関する資料をアップロードした際のNotebookLMの生成動画の再生画面です。
再生ボタンを押すと「こんにちは! さて、今回は毎年多くの人が頭を悩ませる、日本の確定申告についてわかりやすく説明していきます!」という親しみやすいトークから始まる7分近い動画が再生されています。
また、音声を聞く際は、スマホアプリ版のNotebookLMでバックグラウンド再生するのがおすすめです。こうすることで、スマホをポケットに入れたまま聴くことができます。

