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「分けたんだね、食器」と言った彼女→帰宅後、俺はやっと言いたかったことを言えた

「分けたんだね、食器」と言った彼女→帰宅後、俺はやっと言いたかったことを言えた

「一緒に暮らさない方がいいのかな」と隣の声がした

電気を消した部屋で、彼女が天井に向かって言いました。「私たち、もう一緒に暮らさない方がいいのかな」俺は身を起こしかけて、声を抑え直しました。「何の話?」別れ話を切り出されるのではないかと、布団の中で次の言葉を待ちました。彼女は、食器棚のことを話し始めました。俺は、自分の口数の少なさが、こんな形で彼女を追い詰めていたことを、その時はじめて知ったのです。

そして...

俺は帰宅後、半年前のマグカップの話を始めました。彼女が欠けた縁を気にしていたのを見て、自分の不器用さを自覚したこと。「自分の食器を分けたら、お前のものに俺の手が当たらなくなると思って」そう伝えると、彼女は布団の中で笑ったような、安心したような音を立てました。翌週、2人で陶器市に行って、新しいお気に入りのマグカップを2つ買いました。食器の棚は、また同じ段に戻しています。

(30代男性・エンジニア)

本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。

(ハウコレ編集部)

配信元: ハウコレ

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