夏に食べる麺類といえば冷やし中華、冷麺、素麺あたりが人気どころ。それもそのはず、ただでさえ暑いのに熱々なスープを飲もうものなら汗が止まらない。冷たい系を求めるのは自然な流れだと言っていいのだ。
よって、どうしてもラーメンから遠ざかってしまうのだが、この夏に どうとんぼり神座(かむくら)が「冷たいラーメン」という興味深い一杯を出していた。しかも、スープは完飲推奨……!
・3種類から選べるラーメン
2026年7月1日より販売している「澄みきりお出汁の冷たいおいしいラーメン」。一部を除くほとんどの店舗で取り扱っており、3種類から選べる仕様になっている。
基本形の「澄みきりお出汁の冷たいおいしいラーメン(970円※価格は店舗で異なる)」、それから「豚しゃぶ梅しそおろし(1270円)」「炙り小チャーシュー煮玉子(1490円)」といった感じで、どれも見た目からおいしそう。
今回は何も変化を加えていない基本形を注文。麺は中盛り(1.5玉)なら+150円、大盛り(2玉)なら+300円で増すことができた。
・物理的な冷たさ
ちなみにこの「澄みきりお出汁の冷たいおいしいラーメン」、なんでも神座40年の集大成で試作回数は500回以上。完成までの難易度が最も高かった一杯だという。
それだけに期待は高まるが、はたしてどんな一杯に仕上がっているのか。
注文から待つことしばし。冷たいラーメンが目の前にやってきたら、思わず二度見するしかなかった。
こ、これは……
氷ッ……!!!!
「冷たいラーメン」の答えが、まさかここまでストレートだとは思わなかった。しかし、実際に食べてみると苦労の末に出来上がったというのも納得!
というのも、肝心のスープが冷たくて本当に飲めるくらいスルスル入ってくるのである。昆布や干し貝柱、鶏の旨味を生かしているとあって、アッサリしているのに加え……
神座の代名詞とも言える「白菜」との相性もいいから箸が止まらない。シャキシャキした食感が冷たいスープとよく合うし、ちょっとした甘みもあって夏本番でも食べやすそうだ。
もちろん麺の方も抜かりなし。しっかり締められていて冷たく、気づけば「冷たいラーメン」を当たり前のように食べている自分がいた。
そして最初こそ二度見したものの、氷の存在はやはり重要。最初から最後まで冷たさをキープしてくれ、それでいてキンキンに冷えているわけじゃないのがまたよかった。
これでもしキンキンだったら、冷たすぎるということにもなるのだろう。全体的に冷たさと食べやすさが同居しているのが素晴らしい一杯だった。
