義実家で投げかけられた言葉
義実家で昼食を囲んだときのことです。私が後片付けをしていたとき、姑がふいに振り返ってこう言いました。「保育園に預けてまで働く意味ある?」驚いて姑を見ると、姑は続けて、「私は息子たちのために専業主婦をやり通したわよ」と穏やかな口調で言いました。夫はテレビの音にまぎれて、その会話には気づいていないようでした。私は言葉が浮かばず、笑ってごまかしました。
帰りの車の中、助手席でずっと窓の外を眺めていました。
保育園のロッカー前で重なった言葉
その後、いつものように娘を保育園に送りました。同じクラスのママ友とロッカー前で一緒になりました。そのママ友は以前は働いていましたが、お子さんが3歳になる少し前に仕事を辞めて専業主婦になった人です。他愛のない世間話をしていたとき、彼女がふと笑ってこう言ったのです。「保育園に預けてまで働く意味ある?」少し前に姑から言われたのとまったく同じ言葉でした。彼女は続けて「私は娘との時間を選んだから」と微笑みました。私は「そうだね」と短く答えて、ロッカーを閉めました。
出勤の電車の中で、ずっとその言葉を考えていました。私は娘との時間を選ばなかった母親なのだろうか。考えるほど、足元がぐらつくようでした。
