
父親を亡くした兄アンディと目の不自由な妹パイパーの物語を描く本作。親切な里親ローラのもとで暮らし始める2人。その家には言葉を話さない少年オリバーが同居しており、ローラの異様なまでの愛情に違和感を覚えながら、兄妹は新たな生活を始める。やがて家では不穏な出来事が続き、周囲に点在する謎の円のモチーフとオリバーの存在がつながったとき、ローラに隠された恐るべき願いが明らかになる。『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』のダニー・フィリッポウ、マイケル・フィリッポウがメガホンをとった。
解禁された本編映像は、兄アンディが自らの過ちと隠し通してきた秘密を、妹パイパーに打ち明けるもの。パイパーに宛てた留守番電話でアンディは「お前の大好きだったパパは、俺を虐待していた」と衝撃の事実を告白する。「お前には世界の醜さを見せたくなくて」と、妹を想って真実を隠し続けてきたことを告げ、8歳の頃に妹を殴ってしまったことをなによりも後悔していると涙を流しながら「二度とやらない」と強い意志を伝える。
さらにアンディは、数日前にパイパーが負った顔のアザがローラによるものだと明かし、同じ家に住む少年オリバーをローラが「攫った」と打ち明ける。パイパーの身にも危険が迫っていると訴えるが、この留守番電話はパイパーには届いておらず、暗闇に佇むローラの手の中で再生されていた。届かないと知りながらもアンディは涙ながらに「大好きだよ」と告げ、正直なことを言う時に使う2人だけの合言葉「グレープフルーツ」を言い残す。
現在、映画の世界観を表現したドーナツ店「HOCUS POCUS」とのコラボ商品も販売中。グレープフルーツとライチリキュールを合わせたスチームドーナツで、7月31日(金)まで販売される。
兄が隠し通した真実の先に、妹パイパーを待つ運命とは?容赦のない衝撃が観客を襲う禁断の儀式体験と、涙を誘う兄妹愛を、劇場で見届けたい。
文/鈴木レイヤ
