日本テレビは18日、視聴者参加型クイズ番組『アメリカ横断ウルトラクイズ』を、番組誕生50周年を記念して復活させることを発表した。新MCには櫻井翔が就任。これまでのアメリカ横断から、ヨーロッパ、アフリカ、アメリカを巡る「地球一周規模」へとスケールアップし、年末年始に放送予定であることが明らかになった。
同日午後7時1分には、東京・渋谷スクランブル交差点の大型ビジョン計6面を約5分間ジャックし、番組復活をサプライズ発表。あわせて挑戦者の募集もスタートした。
渋谷スクランブル交差点で復活をサプライズ発表
18日午後7時1分、渋谷スクランブル交差点の大型ビジョンには、日本テレビのロゴと櫻井の姿が映し出され、「ある発表まで60秒」と表示されたカウントダウンがスタート。交差点を行き交う人々が足を止める中、カウントがゼロになると、渋谷スクランブルスクエアの展望施設「SHIBUYA SKY」からの生中継風映像へ切り替わった。
青いジャケット姿の櫻井は「渋谷をご通行中の皆さん、櫻井翔です。あることをお伝えしたくて、SHIBUYA SKYにやってきました」と切り出し、『アメリカ横断ウルトラクイズ』の復活を宣言。テレビ視聴者だけでなく、その場にいる人々へも参加を呼びかけた。
50周年で「アメリカ横断」から「地球一周」へ
『アメリカ横断ウルトラクイズ』は1977年にスタートし、一般参加者が日本国内の予選を勝ち抜き、アメリカ各地でクイズに挑戦しながら決勝地ニューヨークを目指す視聴者参加型番組として人気を博した。
番組には延べ26万人以上が参加し、「世界で最も制作費のかかったクイズ番組」としてギネス世界記録に認定されたことでも知られる。「勝ったら次の街へ。しかし負けたら脱落、即帰国!」というルールや過酷なクイズ旅は、多くの視聴者の記憶に残っている。
今回の復活版では、その舞台を大きく拡大。ヨーロッパ、アフリカ、そしてアメリカを巡る3大陸横断ルートを採用し、総移動距離は約4万2000キロ、出題数は1000問以上を予定している。
新たなテーマは「推理力」
令和版では、番組の代名詞だった「知力・体力・時の運」に加え、新たに「推理力」を導入する。
発表映像では、櫻井の背後に歴代番組で使用されたクイズ台が登場。さらに象徴的な「ウルトラハット」をかぶった櫻井は、「初代福留アナウンサー、2代目の福澤アナウンサーからのバトンを引き継ぎ、クイズの旅に出ます!」と宣言した。
続けて「令和のウルトラクイズはもう1つ。知識を超えた推理力。これを加え、皆さんをクイズでお迎えします」と語り、新たなルールを発表。知識だけでは勝ち抜けない、推理要素を加えたサバイバル型クイズとして生まれ変わることが明かされた。
また、名物だった過酷な罰ゲームも引き続き実施されるという。
「この番組の出場者はテレビの前のアナタです」

映像の最後には、櫻井が渋谷の街を指さしながら、「この番組の出場者はテレビをご覧の皆さん!そう、まさに渋谷のそこにいるアナタです!地球一周のクイズの旅、そこのアナタも、私櫻井と一緒に行きませんか?」と呼びかけた。
番組では現在、満18歳から65歳までの一般参加者を募集しており、応募締切は8月23日。1次予選は9月12日に東京都内で開催予定で、天候によっては翌13日への順延や、オンライン形式での実施も予定されている。
櫻井翔「テレビのワクワク感が詰まった番組」
MC就任について櫻井は、「めちゃくちゃ驚きました」と率直な思いを明かした。
子どもの頃に家族と番組を見ていた思い出があるといい、「耳に残るテーマソングやオープニングは今でも印象に残っています」と振り返る。
過去映像を見返した際には、「決勝戦ではニューヨークの街並みをバックにヘリコプターが飛び、その中に挑戦者が乗っている。『どういう規模感なんだ』と驚きました。テレビのワクワク感や高揚感が詰まった番組だと改めて感じました」とコメントした。
さらに、地球一周規模へ拡大した今回については、「『なんでここまで広げたんだろう!?』と思いました(笑)」と笑いながら、「世界のさまざまな街で日本から勝ち残った挑戦者たちがクイズを繰り広げる面白さを、ぜひ体感してほしい」と期待を寄せた。
応募を迷う人へ向けては、「旅行では体験できないことがたくさんあります。勝ち残るかどうかを懸けた熱い戦いの中で、他では味わえないアドレナリンを感じられると思います。一人でも多くの方に参加していただき、人と人のスケール感も体感したい」と呼びかけている。
約30年ぶりの復活となる『アメリカ横断ウルトラクイズ』。昭和・平成に社会現象を巻き起こした視聴者参加型クイズ番組が、令和ならではの新要素を加え、新たな歴史の幕を開ける。

