2. ピッツバーグ・フォーラム
沖縄そばの名店「いろは食堂」(沖縄県南城市知念字知念936)の女将が筆者に教えてくれた、極上のステーキが食べられるステーキハウスがある。それは「ピッツバーグ・フォーラム」。女将自身が行って美味しく感じた、推しのステーキハウスだという。そもそも、昔から通っているという。おいしいステーキだけでなく、店内にはジュークボックスもあって雰囲気も良い。
場所は、モノレール美栄橋駅から徒歩15分ほど。国際通り付近から行くのであれば、タクシーで行くと良い。近いので運賃は安いし早く着くので楽である。店内は極めて耽美。シックなヨーロッパ調の雰囲気で統一された内装。いや、オールドアメリカンと言うべきか。ジュークボックスも設置されていて現役だ。落ち着きもあってリラックスできる。
メニューを開いてみると、ステーキの種類の多さに驚くはず。筆者、ステーキは大好物だが、ここまでいろいろあるとどれにするか悩む。そんなときは店員さんに選んでもらうのもアリだ。ということで店員さんのおすすめは「牛ヒレステーキ大 / ジャンボフィレミニヨン」(4300円)。素直にそれを注文。
目の前にやってきたステーキ、やばい、やばすぎる。もはやビジュアルからして神、いわゆるゴッド。大判で厚切りの牛ヒレステーキをカリカリに焼かれたベーコンが囲んでいる。添えられている付け合わせはポテトとトウモロコシ。ナイフでステーキを切ろうとして驚いた。このステーキ、かなり! 柔らかい! ぷよ感が極まった甘美なる柔らかさ。切るとあふれる肉汁。
つまりこれ、最高に肉汁埋蔵量が極まった神域ステーキ。その旨味の質も神域レベル。そこにあるのは濃密濃厚な旨味エキスのみ。うまい、うますぎる。ベーコンはライスとともに食べるとバツグンにウマイ。ベーコンのスモーキー感が肉汁と相まってライスのおいしさを盛り上げるのだ。いい、いいぞこれ、とことん、いい。ベーコン単体をそのまま豪快に食べても肉感強くて良き。ベーコンのオイリーなギルティ的おいしさがそこにある。
「ピッツバーグ・フォーラム」(沖縄県那覇市泊3-7-14)
3. ステーキハウス88
沖縄で有名なステーキハウスレストランといえば「ステーキハウス88」グループ。ここのステーキ、観光客からも絶大な支持を得ているが、皆さんは食べたことがあるだろうか。沖縄県でもっとも賑やかな繁華街・国際通りには複数のステーキハウス88がある。
今回オーダーした料理はガーリックバターステーキ。なぜこれをオーダーしたのか? それは、ステーキハウス88経験者から「ステーキにバター乗せるとゲキウマ」と教えてもらったから。なのでガーリックバターステーキ。そして目の前にやってきたガーリックバターステーキは、ビジュアルからして豪快だった。
アイスクリームのような純白のバター。それがガッツリとステーキにのせられていた。ステーキと鉄板の熱で、どんどんとろけていくバター。バターが鉄板に落ちると、一気にグツグツグツグツ! ジュウジューワァァ~ッ! ……と焼かれながら液状化。そうか、バターと肉汁が鉄板の熱によって「調理融合」され、旨味エキスとして爆上がりするのか。
その味、極めて甘美。ステーキはハードタイプながら、けっして硬すぎない、絶妙な硬度。柔らかすぎない点も素晴らしくて、食感を楽しみつつあふれる旨味を楽しめる仕上がり。そしてバターがステーキのおいしさを底上げしており、薫り高さにコクを付与して拍車をかける。確かに、ステーキハウス88のステーキはバターをのせるとゲキウマ度がブチ上がった。
ちなみに、ステーキにかける調味料は塩コショウだけでオーケー。そもそもだが、塩コショウもいらないぐらいバターが良い仕事している。88ソースも良いが、かなり濃いので終盤に少しかけて楽しむ程度が良い。ステーキハウス88のバターのせステーキ、うまい、うますぎる。
「ステーキハウス88国際通り店ANNEX」(沖縄県那覇市牧志3-1-6 勉強堂ビルB1)
……と、ここまで3軒のステーキハウスをご紹介してきたが、あなたが食べたことがあるステーキはあっただろうか。それぞれ個性があるため、好みによってお気に入りの店舗も変わるはず。いろんな店で食べて体験し、お気に入りのステーキハウスを見つける行為も楽しいものだ。
