あえてお客さんの近くでやってきた都道府県ライブ
公演を終えた2人に、47都道府県をめぐり終えた現在の心境をインタビューしました。
──47都道府県めぐりを終えて、いまの気持ちを教えてください。
橋本 なんか地元の伊丹だったんで「伊丹が終わったな」みたいな感じで(笑)。47都道府県ライブは大きなところを選んでなかったので、なんか別個のイベントが終わった感がありますね。もうちょっとあとで何かくるかもしれないですね。
鰻 単独のツアーはほかでもやってますんで。でも、いったんやっぱり完走ですね(笑)。
橋本 あんまり、しんみりとかないですね。
鰻 各会場でイラストを描いてたんですけど、あれが全部埋まったっていう気持ちよさはありますよね。それはなんかちょっと個人的に嬉しかったです。

──ファイナルは橋本さんの地元でした。
橋本 そうですね、あの鰻さんの出身の八尾を譲ってもらって、まあ絶対どっちかがファイナルではあるんですけど。でも、なんか照れますねって感じはありますね。照れくささがありました。
鰻 八尾はね、そんなに八尾の方が見に来てなかったんですよ。だから、地元トークがね、いっさい伝わらなかったんで、やっぱうらやましいですよ。
橋本 あの八尾よりは盛り上がったかな。喜んでいただいてる感じでしたよ。
鰻 それは思いましたよ(笑)。伊丹市長が見に来られてましたから。やっぱりすごい。あのとき、八尾市長も来てたのかな? 見に来たけど、もうすぐ帰りはったから。
橋本 市長がお忍びですぐ帰ることある?
──都道府県巡りを始めたきっかけを教えていただけますか?
橋本 単独ライブで全国はよく行ってますけど、行く都市って限られてくるじゃないですか。日本国内全部好きなんで、もっといろんなところに行きたいなっていうので。北海道って、札幌だけじゃなくて、函館も旭川も富良野もあるし――となって。それで、どうせやるんやったら、ファン感謝デーじゃないですけど、あえて狭いところというか、(お客さんの)近くで、ということになったんです。
鰻 大都市とかは外してるはずです。東京は東村山でやったりとか。あんまりないじゃないですか。いい経験でしたね。

橋本 やり続けていたらお客さんも入っていただいて、という感じで単独にも来てくれる。相乗効果でこっちはこっちでやってよかったのかな、と。あと公民館とかだと、誰かが上の階で稽古事している、とかも面白かったですね。それは普通の単独では絶対にないことなんで。あと、けっこう伝統的なとか、古い会館とかあるんで、その楽屋のトイレにウォシュレットはつけたいですね。これは“47都道府県あるある”なんで、ウォシュレットはつけていきたいですね。
鰻 それと、(現地で)日本酒も必ず飲んでるんで、日本酒のいろいろな味も楽しみました。
2周目は楽しみながらの触れ合いライブ!?
──2周目はいかがですか?
橋本 2周目行きたいですね。
鰻 はい。ちょっと形変えてどうなるか……。
橋本 でも、もうご当地の漫才を全部作れたんで、47本。
鰻 これがいちばん嬉しいですね。
橋本 次はもう作らなくていいんで、楽しみたいと思います。
鰻 (漫才を作るのは)大変なんですよ。ただ、産地直送のご当地ネタのおかげで、だいぶ(各地に)詳しくなりました。
橋本 どこでも営業いけるっていう最強の漫才。
鰻 最強の漫才ですよ。
橋本 47都道府県のネタ持ってる人いないですから。
鰻 唯一無二、完成しました。

橋本 だから2週目はまだ計画中ですけど、現地の出身の芸人さんとかと一緒に何かできたらいいなと思ってます。これまで単独ライブも2人だけで、47都道府県ライブも2人。打ち上げが鰻しかいない。だから違う人と飲もうかなってことで。
鰻 スタッフさんは後片付けで会場に残ってるから、まずは2人だけで打ち上げ場所に行って、2人でマジで面と向かって30分か1時間ぐらい飲みますからね。
橋本 スタッフさんが片付け終わって来たときには、もう僕ら眠たいです。
鰻 飲んでベロベロになってますから。
橋本 だから、2周目はほぼほぼの確率で実現できると思うんですが、こっちは僕らも楽しみというか。単独が本業、という感じで、こっちは楽しむ。
鰻 触れ合いライブみたいな感じ。
橋本 お客さんのアンケートもめっちゃレベル高くて面白いんですよ。いろいろな街がまだ残っているんで、いろいろやっていけたらと思ってます。