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日本発の災害医療ボードゲームが国際アワード「Games for Change Awards 2026」ボードゲーム部門の世界最終3作品に選出

日本発の災害医療ボードゲームが国際アワード「Games for Change Awards 2026」ボードゲーム部門の世界最終3作品に選出

バーズ・ビューは7月21日に、同社の販売する災害医療・多数傷病者対応をテーマにした協力型シミュレーションボードゲーム「アンクラ!!」が、「Games for Change Awards 2026」の「Best Board or Tabletop Game for Impact」部門において、ファイナリスト3作品の1つに選ばれたことを発表した。

●災害医療・多数傷病者対応をテーマにした協力型シミュレーションボードゲーム


 「アンクラ!!」(英語名は「UnCri!! - Decision Now with Resilience Under Crisis」)は、交通事故などによって多数の傷病者が同時に発生した現場を題材に、救急・災害対応に必要な意思決定とチーム連携を体験するボードゲーム。
 プレイヤーは、限られた情報、時間、人員、資機材の中で刻々と変化する状況を整理しつつ、1人でも多くの命を救うための判断を重ねていく。現場では、当初の通報内容と実際の状況が異なる場合もあるため、プレイヤー同士が情報を共有して役割を分担し、傷病者への対応や搬送の優先順位を決める必要がある。
 実際の訓練では再現が難しい危機的状況を、ボードゲームを通じて何度でも体験していくことで、判断の過程を参加者同士で振り返ることを目的に開発されたという。消防・救急職員や医療従事者の研修はもちろん、自治体、教育機関、企業、地域の防災イベントといった、幅広い場面で活用できる。
 救急・災害医療の専門的な知見を反映すべく、国立健康危機管理研究機構 危機管理運営局 DMAT事務局に所属する若井聡智氏、国立病院機構 大阪医療センター 救命救急センターの診療部長である大西光雄氏、大阪EMS研究会に参加している救急救命士である三木大輔氏による監修のもと、スピカデザインによって開発された。
 おもなプレイ対象は、消防・救急職員、医療従事者、自治体、教育機関、企業、防災に関心のある人で、価格は4万9500円。
 「Games for Change Awards」は、社会に大きなインパクトを与えるゲームや没入型コンテンツを評価する国際的なアワードで、今回「アンクラ!!」が選出された「Best Board or Tabletop Game for Impact」は、ボードゲームやテーブルトップゲームの体験を通じて、社会課題への理解、学習、対話、行動変容などにつながる作品が対象となる。
 同アワードの公式サイトでは、「アンクラ!!」について
In crisis, every decision can save a life.(危機下では、一つひとつの決断が命を救う)
と紹介されており、救急・災害医療における意思決定をゲームで学ぶ日本発の取り組みが、国際的な舞台で評価されたといえる。
配信元: BCN+R

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