
7月31日(金)に全国公開されるディズニーの実写映画「モアナと伝説の海」でマウイ役を演じるドウェイン・ジョンソンが来日。メディア向けに取材会が実施され、作品への思いや、3万人を超えるオーディションを経て主人公・モアナ役を射止めた“新星”キャサリン・ランガイアの魅力を語った。
■実写映画「モアナと伝説の海」とは
ディズニーの名作アニメーション「モアナと伝説の海」が、10年の時を越えて実写映画に進化。
主人公は、“海に選ばれた少女”モアナ。愛する家族や世界を救うために、伝説の英雄マウイとともに、美しく神秘的な大海原で想像を超える冒険が始まる。
主人公のモアナ役には奇跡の歌声を持つ19歳の新人キャサリン・ランガイアが抜てきされ、半神半人のマウイ役はアニメーション版「モアナと伝説の海」で同役の声優を務めたドウェイン・ジョンソンが演じる。
■「日本に来るのはいつも楽しい」
ジョンソンは、まず「日本の皆さんこんにちは。映画のプロモーションで来日するのはすごく久しぶりになるんですけれど」「数年前に映画『スマッシング・マシーン』の撮影で日本を訪れました。日本に来るのはいつも楽しいです。初めて来たのが2000年代初頭で、当時はプロレスラーとして活動していたので、全国色んな所で試合などに出させていただいておりました」と日本との縁を振り返った。
■祖父へのリスペクトが詰まった特別な役・マウイ
アニメーション版を含めると、マウイ役を演じるのが3回目となるジョンソン。「こだわったポイントとしては、太平洋諸島の文化に忠実に描くことでした」とコメント。
そして「マウイ役は、今は亡き祖父ピーター・メイビア(※「ハイチーフ」というリングネームでプロレスラーとしても活躍)からインスパイアされたキャラクターです」と明かす。「巨漢で、チャーミングで、ものすごくショーマンなところもあります。これだけ自分の親族に深く繋がっているようなキャラクターを演じるチャンスはもうないと思っていますので、特別な役だと思っています」と役への愛着を語った。
■言葉にできない“何か”を持つキャサリン・ランガイア
そして話題は、3万2000人以上が参加したオーディションで主人公・モアナ役を射止めた“シンデレラ・ガール”ランガイアへ。
ジョンソンは「配役については監督にお任せしていたのですが、ある日監督が『モアナが見つかったかもしれない』と言ってきたんですね。何が良かったのかを聞くと『言葉にできない何かが彼女にあるんだ』と言うんです」と振り返る。
「実際に僕も会ったんですけれども、本当に監督の言う通り何かがあるんですね彼女には。それで、適役だと思って彼女にしたわけなんです」と第一印象を明かした。
■モアナの旅路と重なる挑戦
さらにランガイアの魅力について「多数の作品に出演していろんなノミネートを得ていますという女優ではないわけです。それなのに、こんな大作に挑戦しないといけないって、まるでモアナを地で行くような挑戦を強いられたような感じだと思うんです」と語る。
「(出身地の)オーストラリアからハリウッドへ飛んで、この大作に挑戦しないといけない。サンゴ礁を越えて大海原へ出ていくモアナにそっくりなわけですよね。周りから『無理だ』と言われていた中で『ちょっとどうなるか見てみたいから受けるわ』と言ったそうで、劇中の“村から飛び出て大海原へ出た旅路”そのものなんじゃないかと思っています」と称賛した。
■「僕と芝居で“スパーリング”しないといけない」
また、彼女の際立った部分として「多くのオーディションを受けた女優たちはみんな歌のパフォーマンスありきで挑戦しているわけなんですけれども、彼女はどちらかというと芝居を主軸にしていた。そこが際立った部分だったのかなと思います。今では立派な歌手と言えると思うんですけれど」と分析。
若くしてハリウッド大作の主演を務め、名曲を歌いこなしたランガイア。共演シーンについては「2人芝居のシーンが多いので、僕と芝居で“スパーリング”しないといけなかった。僕も譲歩したり甘やかしたりするつもりはなかったのですが、見事にその挑戦を受けてくれました」と明かす。
「僕は3人の娘がいるので彼女も1人の娘のように見ているんですけれども、ちゃんとその挑戦状を受けてくれた感じがします。いろんな映画評が出ましたけれども、一様にみんな『キャサリンが素晴らしかった』と言っているので、本当に見事だったと思います」と賛辞を贈った。
実写版「モアナと伝説の海」は7月31日全国劇場公開。アニメーション作品「モアナと伝説の海」シリーズはディズニープラスで配信中。

