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<さよならララ>現代社会に怯える人魚姫「滋賀適応失敗が可愛くて笑える」「ローカル感とファンタジーの融合最高」と反響

<さよならララ>現代社会に怯える人魚姫「滋賀適応失敗が可愛くて笑える」「ローカル感とファンタジーの融合最高」と反響

TVアニメ「さよならララ」第2話より
TVアニメ「さよならララ」第2話より / (C)キネマシトラス/「さよならララ」製作委員会

キネマシトラス15周年記念作品として放送中の完全オリジナルアニメーション『さよならララ』(毎週日曜深夜0:30-1:00ほか、TOKYO MXほか)。誰もが知る童話「人魚姫」をベースにしながら、現代の琵琶湖を舞台にするという斬新な設定が話題を呼んでいる。第2話「滋賀を走る」では、現代の滋賀県に降り立ったララが未知の世界に翻弄される姿と、茉里との絆の始まりが描かれた。(以下、ネタバレを含みます)

■威厳を失った魔女と新たな使命

大津茉里(CV:川石奈奈)の家で目を覚ましたララ(CV:菱川花菜)は、自分に足があることに驚く。パニックのあまり外へ逃げ出すも、追ってきた茉里が抱える金魚鉢の中には、金魚の姿となった魔女のグレイス(CV:深見梨加)が。グレイスは、城を失った人魚たちをこの滋賀と呼ばれる地へ連れてきたこと、ララが掟を破ったことで国が光を失ったこと、国を復活させるには、本当の愛を探すしかないのだと告げる。あまりに酷な事実を告げられて涙するララだったが、王家の指輪をなくしたことに気づくと、慌てて外へと飛び出していく。

かつて海の中で圧倒的な威厳を放っていた魔女のグレイスが、まさかの金魚サイズになって茉里に飼われているというギャップがいい。スマートスピーカー経由で勝手にケーキを注文しようとして茉里にキャンセルされるなど、すっかり尻に敷かれている様子も笑いを誘う。シリアスな使命とコミカルな日常の落差が、本作の魅力の一つだ。SNSでもこの展開に「魔女が金魚になってるの可愛すぎて好き!」「金魚姿の可愛さと魔女の威厳のギャップ最高」といった声が多く見られた。
TVアニメ「さよならララ」第2話より
TVアニメ「さよならララ」第2話より / (C)キネマシトラス/「さよならララ」製作委員会


■未知の世界、滋賀を走るララ

指輪を探しに街へ出たララだが、見るものすべてが初めてのものばかり。散歩中の犬や行き交う車、信号機などに怯え、思うように動くことができない。逃げ込んだお店の店主に交番まで連れて行かれそうになり、パニックになって車から飛び出すと、さらには平和堂の前ではHOPカードの勧誘に捕まり、訳も分からず申込書に名前を書かされそうになるなど、現代社会の荒波に揉まれ続ける。

ファンタジー世界からやってきたお姫様が、現代日本の当たり前の景色にいちいち驚き、パニックを起こす姿がいじらしくも可愛らしい。とくに、HOPカードの勧誘に困惑するシーンは滋賀県ならではのご当地感が満載だ。右も左も分からないまま必死に走るララの姿は、見ていると思わず応援したくなってしまう。視聴者からも「現代日本に適応できないララのギャップ萌え」「ララの滋賀適応失敗が可愛くて笑える」「滋賀舞台のローカル感とファンタジーの融合最高」と、ご当地要素とキャラクターの可愛さに盛り上がる声が相次いだ。
TVアニメ「さよならララ」第2話より
TVアニメ「さよならララ」第2話より / (C)キネマシトラス/「さよならララ」製作委員会


■温かいココアがララの心を溶かす

目線の先に琵琶湖を見つけたララは、湖へ入って指輪を探そうとする。しかし人間の姿となった彼女は泳げず、溺れて力尽きる瞬間、茉里に救い出される。雨が降り出し、近くの建物で雨宿りをする2人。茉里が自販機で買ったココアを差し出すと、ララはその甘さと温かさに驚き、一気に飲み干す。落ち着きを取り戻したララは茉里に感謝を伝え、2人は初めてお互いの名前を呼び合うのだった。

雨に打たれて冷え切った体に染み渡る、1本の温かいココア。ぶっきらぼうな茉里の不器用な優しさと、礼儀正しくお礼を言うララの関係性はまだまだぎこちないが、それでも美しい。激しい出会いを経て、ようやく2人が正面から向き合い、名前を交わす瞬間は、まさに胸が熱くなる名シーンだ。この2人のやり取りに対して「茉里との出会いがガールミーツガールで良き」「ココア缶の凹みが優しさと傷のテーマっぽい」と、キャラクターの細やかな感情描写を称賛するコメントが寄せられた。

未知の世界でのコミカルな失敗を描きつつ、家族を救うという重い使命と、茉里との静かな心の交流を丁寧に紡ぎ出した第2話。一方で、沖島で動き出した謎の勢力も気になるところだ。果たしてララはこの滋賀の地で本当の愛を見つけることができるのか。次回以降の展開にも期待が高まる。

◆文/岡本大介
TVアニメ「さよならララ」第2話より
TVアニメ「さよならララ」第2話より / (C)キネマシトラス/「さよならララ」製作委員会



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