
7月24日、ガンダムシリーズの新作アニメーション作品「機動戦士ガンダム RG XARX-ZERO」の制作が発表された。同作は、2026年6月にSummer Game Festにてアナウンスされたゲーム「GUNDAM ROGUE ORBIT(ガンダム ローグオービット)」と世界観を共有する作品で、両作品を横断する新たなメディアミックス企画「RGプロジェクト」として展開される。発表に併せて、ティザービジュアル&PV、およびキャラクター&キャストの情報などが一挙公開された。
■50周年の節目を迎えるガンダムシリーズで「RGプロジェクト」が始動
2029年にシリーズ50周年を迎える「機動戦士ガンダム」。アニメ、ゲーム、玩具と、これまで様々な媒体で展開されてきたガンダムシリーズだが、このたび新たなアニメーション作品の制作、およびそれに伴う新プロジェクトが発表された。
「RGプロジェクト」は、アニメーション「機動戦士ガンダム RG XARX-ZERO」とゲーム「GUNDAM ROGUE ORBIT」が同一の世界観を共有しながら、それぞれ異なる距離感、異なる立場から世界を描いていくことで、ひとつの歴史を立ち上げていく新たなガンダムプロジェクト。
従来のガンダム作品とは異なるアプローチで、「なぜガンダムが必要なのか」という存在の必然性を、「攻殻機動隊 S.A.C.」シリーズなどで知られる神山健治監督と、2012年「道化師の蝶」で芥川賞を受賞した小説家・円城塔氏の手で新たに構築。その世界観設計をベースに、アニメーションとゲームが同一の世界観と歴史を共有しながら、それぞれ異なる視点と距離感で物語が描かれる。
アニメーションでは、ゲームの物語から約100年前の時代を舞台に、その世界の“起点”となる物語を提供、一方ゲームでは、アニメーションで描かれた出来事と選択の積み重ねの先にある世界を舞台として、プレイヤー自身がその歴史の中に参加し、新たな選択を重ねていく体験を提供するとしている。
アニメーション制作はSOLA ANIMATIONが担当。監督に神山氏、SF設定監修に円城氏を迎え、宇宙世紀や西暦を舞台とした作品ではない、“全く違う新しい世界観”のガンダムが描かれる。

■「機動戦士ガンダム RG XARX-ZERO」イントロダクション
太陽系外からもたらされた三つの福音により、人類は空前の繁栄を迎え、太陽系全域へ版図を広げた。
重力制御・超光速通信・イメージの物質化技術「マテリアライズ」。これら三つの福音をもたらした恒星間航行可能物体は、しかし、発見から10年をまたずに暴走。攻撃的な自己増殖系を出現させる。人々は、この未知の生態系をアポカリプスと重ね合わせた。
3か月の攻防を経て、戦線は衛星軌道上で膠着。人類は地球の放棄を余儀なくされ、この年をA.A.(アフター・アポカリプス)元年として記録に刻んだ。
月面やコロニーで生まれたこどもたちが、アポカリプスの存在を日常として暮らすようになったA.A.45年。月面で一人の少年、アズミ・レイが目を覚ます。

■未知の脅威「アポカリプス」に対抗する新たなガンダムシリーズ
本作の制作発表に併せて、主人公アズミ・レイと、主人公機ガンダムZEROの情報が公開された。
アポカリプスの襲撃により両親を失った戦災孤児で、ガンダムZEROの専任パイロットであるアズミ・レイを、大塚剛央が演じる。大塚からはコメントも到着し、「ガンダムシリーズの新作に携われること、大変光栄に思います」と、作品への想いと意気込みを語った。
そんなアズミが登場する主人公機・ガンダムZEROは、対アポカリプス最新鋭実験機で、ガンダムタイプと呼ばれる新世代MS。太陽系外から飛来した恒星間航行可能物体から分離・増殖したシリコン生命体である「アポカリプス」に対抗すべく、アズミが駆ることになる。

■新鮮さ感じるティザービジュアル&PV公開
さらに、本作のティザービジュアル&ティザーPVも公開された。
ティザービジュアルでは、主人公機ガンダムZEROと主人公アズミの姿も初披露。荒廃した都市を背景に、黒いマントを風になびかせたガンダムZEROとアズミの姿が印象的なビジュアルに仕上がっている。
同時に公開されたティザーPVでは、ポストアポカリプスの世界観の断片や、シリコン生命体「アポカリプス」、そして異形の右腕を備えるガンダムZEROの姿など、情報量豊富な映像になっている。またPV内では大塚演じるアズミの声も公開された。
なお、大塚と同時に神山監督からもコメントが到着したほか、ゲーム「GUNDAM ROGUE ORBIT」の主人公機・ガンダムヘリックスと、アポカリプスの設定画も公開された。

■大塚剛央(アズミ・レイ役)コメント
ガンダムシリーズの新作に携われること、大変光栄に思います。
神山監督の描く物語に、楽しく頭を悩ませながら収録に臨んでいました。今回、アニメとゲームのメディアミックスプロジェクトということで、展開にも非常にワクワクしています。
「機動戦士ガンダム RG XARX-ZERO」これからどうぞよろしくお願いいたします!

■神山健治(監督)コメント
「宇宙世紀でも西暦でもない新しい世界線のガンダムを作ろう」という話をいただいた時に、地球連邦やジオンに代わる設定は?ニュータイプの概念はどうする?ミノフスキー粒子は?そもそも戦争はどこ行った?…ガンダムがガンダムたり得る理由をこねくり回すと、なんか楽しくない日々が続いた。
いいじゃん、令和の時代に大好きなガンダムをゼロから作る機会を得ただけで最高かよ!そう思ったらなんかおもろいガンダムができてきた。それが「機動戦士ガンダム RG XARX-ZERO」です。
※「機動戦士ガンダム RG XARX-ZERO」ティザーPV・「GUNDAM ROGUE ORBIT」アナウンスメントトレーラーをWEBザテレビジョンに掲載中


