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當真あみ&齋藤潤「台本にはなかったセリフが追加された」お互いの意外な一面についても明かす<ストロベリームーン 余命半年の恋>

當真あみ&齋藤潤「台本にはなかったセリフが追加された」お互いの意外な一面についても明かす<ストロベリームーン 余命半年の恋>

映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』に出演する當真あみ、齋藤潤にインタビューを実施
映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』に出演する當真あみ、齋藤潤にインタビューを実施 / 撮影=山田健史

ベストセラー小説「ストロベリームーン」を原作とした映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』が10月17日(金)に全国公開される。医師から余命半年の宣告を受けた桜井萌と、高校で同じクラスになった佐藤日向が織りなすラブストーリーは「令和イチ泣ける」と瞬く間に話題となり、映像化される本作でもみた者の涙を誘うはずだ。今回WEBザテレビジョンでは、桜井萌を演じた當真あみと、佐藤日向を演じた齋藤潤にインタビューを実施。役を演じる上で悩んだことや、撮影を通して知った意外な一面について話を伺った。

■初めて会った時の印象は「安心感や頼もしさをすごく感じさせてくれた」

――映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』に出演が決まった時の気持ちを教えてください。

當真あみ(以下、當真):長編の実写映画に初めて主演で出演するということもあり、うれしかったしかった反面、私のお芝居によって作品の印象やイメージが大きく変わっていくんだろうなというプレッシャーもありました。ですが、「任せていただいたからには全力で応えたい」という気持ちで萌を演じさせていただきました。

齋藤潤(以下、齋藤):原作を読んだ瞬間に日向の人物像や作品のカラーが感じられて、「この役を演じたい」という気持ちになりました。オーディションに受かった時はうれしかったですし、脚本をいただいた際には“日向を演じる”という責任や実感がより湧いてきました。

――夏に放送されたドラマ「ちはやふる ーめぐりー」から早くも再共演となりますが、初めてお会いした時の印象はいかがでしたか?

當真:潤くんが出演されている作品はお会いする前から拝見していたので、最初は「ふんわりとした雰囲気の人」というイメージを持っていましたが、現場で会ってみたらまさにイメージ通りでしたね。すごく優しくて、周りがしっかり見えていて、お芝居に対してもすごく熱心で……。お芝居していてすごく安心感がありました。

齋藤:初めてお会いした時は、どのように話しかけていけば良いのか悩んでいたんですけど、現場で挨拶する時間やメイクを終えて現場に入るまでの間に、安心感や頼もしさをすごく感じさせてくれました。また本作では、こんな大役を演じられるとは思っていませんでしたし、萌ちゃんの恋人役ということで最初はとても緊張しました。

當真:先ほど潤くんが話していた「緊張した」というのは、今振り返ると確かに私も感じていました。撮影の時は全く思っていなかったのですが、作品が変わると役や他のキャストさんとの関係性も一気に変わるんですよね。「ストロベリームーン」の時の潤くんは、日向くんの性格のまま現場にいた印象があるのですが、「ちはやふる」の時は、すごく年相応に弾けていた気がします。
當真あみ
當真あみ / 撮影=山田健史


――演じた役について、どのような印象を抱きましたか?

當真:原作では日向くん目線で物語が進んでいくこともあり、萌は“謎めいていて不思議な魅力のある子”というイメージだったのですが、脚本を読んでみるとガラッと印象が変わりました。自分の気持ちに素直で天然なところもあり、天真爛漫な女の子という印象を受けましたね。

齋藤:原作、脚本を読んで日向は本当に優しくて、雰囲気のやわらかい人だなと感じました。また彼は萌ちゃんと関わっていくことによって成長していく部分もあるので、とても人間味のあるキャラクターだと思いました。

――演じた役と自分を比べてみて、似ていると思いましたか?それとも似ていないと思いましたか?

當真:私は似ていないと思いました。萌は素直で行動力があるので、作中では日向くんに告白するシーンもあるんですけど、自分の気持ちをそのまま伝えられる強さが良いなと思っていて。私だったら絶対言い出せないし、そこが自分とは違うところかなと感じています。

齋藤:僕は反対に、かなり“距離の近さ”を感じる瞬間が多かったです。日向の思う好きなことや、幸せに思える事柄は、僕も共感できるところがあると思っていたので、そこはお芝居をする中で大切にしていました。彼は周りへの優しさや思いやりを人一倍持っている人なので、「すごいな」と思いながら演じていました。

――役を演じる上で、悩んだことや苦労したことはありましたか?

當真:私は“萌が発する言葉を、自分の中にどこまで落とし込んでいけるか”という部分でかなり悩みました。彼女は私と性格や考え方が全く違う子なので、まずは萌を理解していきながら、セリフを徐々に噛み砕いていくということを結構意識していましたね。

萌は少し天然なところがあって、時々突っ走ってしまうところがすごく可愛らしいんですけど、やりすぎて皆を置いていってしまってもいけないので、どのくらいの塩梅で演じたら良いのか、すごく考えながらお芝居していました。

齋藤:僕は現場で同じシーンやカットの撮影を何度もやらせていただくことが多く、自分自身の役への向き合い方についてかなり考えさせられました。今回日向を演じることによって気が付いたことが多かったので、僕自身の中でもレベルアップさせていただく場をたくさん設けていただいた現場だったと思っています。
齋藤潤
齋藤潤 / 撮影=山田健史


當真あみ×齋藤潤
當真あみ×齋藤潤 / 撮影=山田健史

■とにかく全力で挑んだ“デートシーン”

――作中では相合傘をするために雨を降らそうとしたり、花火を楽しんだりと2人の距離が縮まるような場面がたくさんありました。一番心に残っているデートシーンは?

當真:私は雨を降らせようとしたシーンですね。最初は萌と日向くんに相合傘をさせるはずだったのに、いつの間にか水掛け合戦になっていて(笑)。でも萌としては相合傘だけでなく“友達ができた”という意味合いもあったので、とても印象に残っています。

このシーンは撮影中もすごく楽しい雰囲気で、監督からは「カメラで追いかけるから、5分くらいやって欲しい」という指示を受けました(笑)。とにかく全力でワイワイと騒いでいましたね。

齋藤:僕はUFOキャッチャーをするシーンが好きでした。デートシーンとしては最初に撮った場面なので、どうすればいいか試行錯誤していたのも印象に残っています。皆が見守ってくれている安心感や、UFOキャッチャーの面白さが両立されていて、撮影していてすごく楽しかったです。

――酒井(麻衣)監督からのディレクションで、印象に残っていることはありますか?

當真:酒井監督からは元々撮影前に、「萌ちゃんのピュアなところや性格を動きで表現していきたい」と言われていました。撮影現場でも動きについてはリクエストがあったんですけど、気持ちの面では「どう思った?」「どう感じた?」ということを聞いていただきながら、色々と調整していました。

齋藤:僕も撮影前から酒井監督と1対1でお話させてもらう機会を多くとっていただき、そこで日向の声のトーンや表現の仕方について相談させていただきました。監督からは「萌ちゃんのことを思う目線と思いが一番大切」だと聞いていたこともあり、そこは演じる上で大切にしていきたいなと思いました。
當真あみ×齋藤潤
當真あみ×齋藤潤 / 撮影=山田健史


――完成された映像を実際に観て、いかがでしたか?

當真:私は萌目線でずっと観ていたんですけど、自分が出演していないシーンはかなり衝撃が大きかったです。特に(萌の)お父さんとお母さん2人だけの場面は、心が揺さぶられました。萌といるときは笑顔のシーンがほとんどですし、おふたりとも現場では明るく気さくな方だったので、そんな2人の辛いシーンや表情を見て、両親の辛さが伝わってきましたね。

齋藤:僕はとにかく温かい気持ちになりました。約2時間の映画にたくさんの愛が詰め込まれていて、多くの方にこの映画が届けばいいなと思いましたし、僕自身も改めて背中を押してもらいました。

――撮影を通して知った、お互いの意外な一面を教えてください。

當真 :「ストロベリームーン 余命半年の恋」は夏に撮影したこともあり、潤くんがすごく汗っかきだということですかね(笑)。

齋藤:そうなんです(笑)。僕が汗をかきすぎて、元々台本にはなかったセリフが新たに追加されました(笑)。當真さんは普段とても落ち着いているんですけど、ふとした時に出る恥ずかしそうな表情や笑っている瞬間は「僕しか見ていないんじゃないか?」と何度か思いましたし、心が締め付けられるような感覚になりました。
當真あみ×齋藤潤
當真あみ×齋藤潤 / 撮影=山田健史


當真あみ×齋藤潤
當真あみ×齋藤潤 / 撮影=山田健史

■2人にとっての“忘れられない思い出”は?

――本作は、毎年6月に見られる“ストロベリームーン”が題材となっています。おふたりが一生のうちに見てみたいものを教えてください。

當真:白夜(太陽が沈んでも暗くならない現象)など、日本では絶対に見られないものを海外で見てみたいですね。学校の授業で習うだけではなく、この目で実際に経験してみたいので、オーロラや砂漠にも興味があります。

齋藤:僕は富士山に行きたいです。頂上に登って、ご来光を生で見てみたいですね。

――作中ではおふたりが演じる萌、日向の“忘れられない大切な日々”が描かれています。おふたりにとっての“忘れられない思い出”は?

當真:中学の頃はテニス部に所属していたんですけど、夏休みも毎日練習があって、練習後には友達とそのまま海に行っていました。学校生活は今でも思い出しますし、思い出す度に海へ行きたくなります。

齋藤:日本アカデミー賞に出席させていただいたことです。あの日はちょうどドラマ「ちはやふるーめぐりー」の撮影期間中だったのですが、スケジュールを組んでいただき、目標の場に立つことができました。またあの場所に戻ってこられるよう、日々頑張っていけたらと思っています。

――最後に、公開を楽しみにしているファンの皆さんへメッセージをお願いします。

齋藤:僕自身もこの映画をみて、心が癒されたり背中を押してもらえたりするような作品になっていると実感しました。本作をきっかけに、勇気をもらえる人が1人でも多ければいいなと思いますので、ぜひ劇場でお待ちしています。

當真:萌と日向くんのピュアな恋だけでなく、友情や家族の絆、日常生活の中で当たり前だと思っているものが丁寧かつ繊細に描かれています。そういうところをひとつひとつ拾いながら、映画を楽しんでいただけると幸いです。

◆取材・文=渡辺美咲/當真あみヘアメイク=SAKURA(makiura office)、スタイリスト=大村淳子/齋藤潤ヘアメイク=JANE(KIND)、スタイリスト=岩田友裕
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