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入口がないレストランで「塩は少なめで」と頼んだ結果…ケチャップは水、ポテトは人生で一番しょっぱかった【カンバ通信:第494回】

入口がないレストランで「塩は少なめで」と頼んだ結果…ケチャップは水、ポテトは人生で一番しょっぱかった【カンバ通信:第494回】

ジャンボ〜! ケニアのナイロビでタクシー運転手をしているケニア人(カンバ族)のチャオスだよ。

今日は、ナイロビで見つけた「ちょっと不思議なレストラン」の話である。

その店の名前は「Najma’s Kitchen(ナジマズ・キッチン)」。

お腹が空いていたので、ポテトを買いに立ち寄った。

でも店に着いて最初に思ったのは、

「……入口はどこ?」

ということだった。

普通のお店ならドアがあって、「ここから入ってください」という場所があるよね。

でも、この店は違った。

壁が開いているところなら、どこからでも入れてしまうような造りだったんだ。

僕も近くにあった開いている場所から、そのまま店の中へ入った。

すると、入口の近くには大きなネコがいた。

ネコは僕のことなんて気にもせず、床のほうをじっと見つめている。

「ネズミでも探しているのかな」

そんなことを思いながら店の中へ進んだ。

店内を見ると、働いているスタッフは少なく、少し散らかった印象だった。

忙しい時間ではなかったせいか、お客さんもあまりいなかった。

僕はスタッフに、

「ポテトをください」

とお願いした。

でもスタッフは椅子に座ったままで、急ぐ様子はまったくない。

ケニアではこういうことも珍しくないので、僕ものんびり待つことにした。

数分後、スタッフがようやく立ち上がり、

「今から温めるね」

と言った。

温かいポテトになるなら、それはうれしい。

そこで僕は、

「塩は少なめでお願いします」

とお願いした。

ところが、できあがったポテトを見ると、

塩が思った以上にたくさんかかっていた。

「ちょっと多そうだな」

とは思ったけれど、そのまま受け取って車へ戻った。

値段は50ケニアシリング(約58円)。

かなり安い。

車の中でひと口食べる。

すると最初に感じたのは、ポテトのおいしさではなく、塩だった。

とにかくしょっぱい。

せっかく揚げたてなのに、塩が強すぎてポテトの味がよくわからない。

気分を変えようと思ってトマトソースをつけてみた。

でも、そのソースも水みたいにサラサラで、あまり味を感じなかった。

結局、最後まで「おいしい」と思うことはできなかった。

50ケニアシリング(約58円)という値段は魅力だけど、僕ならもう少しお金を出して、おいしいポテトを食べたいと思ったよ。

安いには、やっぱりそれなりの理由があるのかもしれないね。

それでは、また次回。

クワヘリ!

執筆:チャオス(カンバ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

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