最新エンタメ情報が満載! Merkystyle マーキースタイル
「会議中だったんだよ」で妻の緊急連絡を放置した俺が、大事なものを失った話

「会議中だったんだよ」で妻の緊急連絡を放置した俺が、大事なものを失った話

後回しにしてきた3度目

上司の隣で商談していた最中、机の上のスマホが小刻みに揺れました。妻からのメッセージが立て続けに画面に並んでいきます。娘が熱。保育園から電話。私は今取引先。返信ちょうだい。

俺は既読をつけたきり画面を伏せてしまいました。次の商談まで30分空いていたことも、部長が席を外していた合間があったことも、俺は自分の中で無かったことにしました。

玄関から始まった沈黙

商談を終えて帰宅した家の玄関で、俺は最初に違和感に気づきました。娘のスニーカーが並んでいた靴箱のうち1足分のスペースが、空いています。リビングに入ると、妻はテーブルの前に座っていました。

「ごめん、忙しくて」

玄関で漏らした俺の言葉に、妻は目も上げず、「次はないから」とだけ返しました。会議中だったんだよ、俺は付け足しましたが聞いていません。娘は今日、母のところで泊まる。妻はそれだけ告げて、席を立ちます。

配信元: ハウコレ

あなたにおすすめ