
杉咲花が10月15日に都内で行われた映画「ミーツ・ザ・ワールド」大ヒット祈願イベントに、共演者の南琴奈、板垣李光人、監督の松居大悟氏と共に登壇した。
■映画の舞台となった新宿で大ヒットを祈願
歌舞伎町を舞台に、擬人化焼肉漫画「ミート・イズ・マイン」をこよなく愛するも自分のことは好きになれない27歳の主人公の新たな世界との出会いを描いた「ミーツ・ザ・ワールド」。金原ひとみ氏の同名小説を原作に、「くれなずめ」の松居大悟監督が実写化した作品となっている。
主人公の三ツ橋由嘉里を杉咲が、美しいキャバ嬢・ライを南が、既婚者で不特定多数から愛されたいホスト・アサヒを板垣が演じている。
新宿が舞台ということで新宿にある成子天神社で大ヒット祈願イベントを開催。杉咲は一年前に行われた撮影を思い返し、「どんどん新宿という場所が自分にとってもすごく心地いい場所になっていきました。今まで見えてこなかった景色が見えたり、朝日を迎えるシーンも実際に撮影して、すごくきれいな街に見えたりしましたし、新しい場所になりましたね」と新宿の印象を語った。

■杉咲花が初共演の南琴奈と板垣李光人の第一印象を明かした
3人は本作で初共演。杉咲が南に初めて会ったのは2年前の“ライ”役の最終オーディションの時で「自分がそこに立ち会わせていただくことは(オーディション参加者は)知らない状態だったみたいで、『自分のこと知っててくれるかな?ドキドキするなぁ』って思ってたんですけど、ひっそりいたら気づいてくれて『うわぁ!かわいい!』って言ってくれて、『ありがとう、知っててくれた』っていう安堵がありました」と語った。
そして、「屈託のない瑞々しさがあるんですけど、お芝居をするとすごく大人びて見えて、艶っぽい所作だったり、私の髪に触れてくれるシーンの時にドキッとしてしまって思わずセリフが飛んでしまうような、不思議なバランスの人だなって思って魅了されました」と、撮影を通して感じた印象も明かした。
板垣の印象については「本読みではじめましてだったんですけど、物静かな印象だったのが本を読み出したらものすごいバイタリティーで、一気にボルテージが上がっていく姿に圧倒されましたね。こんなふうに“アサヒ”を用意してきたんだ!って思って、心強かったです」と答えた。


■絵馬に書いた願いごとを発表、板垣「書き直していいっすか?」
絵馬に書いた願いごとも発表。杉咲は「みんなで健やかでいられますように」と大きく包み込むような願いを書きます、南は「多くの人に愛されますように」と作品をたくさんの人に見てもらいたいという思いを記した。その2人の願いごとを見た板垣は「書き直していいっすか?」と焦った様子。
板垣が書いたのは「目薬を使い切れますように」だった。「目薬を1本使い切れたことがなくて。無くしちゃうんです。目が乾燥しやすいのでよく使うんですけど、衣装のポケットに入れてしまって、そのまま返したりして『どこやった?』ってなるんです。だいたいいつも半分ぐらいで無くしてしまうんですけど、今使ってるのが5分の1くらいなので使い切れそうだなっていうのが見えてきたので」と、この願いごとを書いた理由を明かした。
最後は杉咲が「映画の舞台になったこの新宿で御祈祷できたこともうれしかったです。他者と関わることとか、自分自身と付き合っていくことにエールを送れるような映画になってるんじゃないかなと思います。ぜひ大きなスクリーンで見ていただけるとうれしいです」というメッセージを伝えて締めくくった。
映画「ミーツ・ザ・ワールド」は10月24日(金)より全国公開。
◆取材・文=田中隆信


