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『ばけばけ』視聴者が心配する「いつトキに本当のこと言うのか」問題 モデル・小泉セツはどうだったのか

『ばけばけ』視聴者が心配する「いつトキに本当のこと言うのか」問題 モデル・小泉セツはどうだったのか


朝ドラ『ばけばけ』主人公のトキを演じる高石あかりさん。画像は「高石あかりファースト写真集 幻灯」(東京ニュース通信社刊)発売時の写真

【画像】え、北川景子級? コチラがお母さん(実母)が「松江随一の美女」と言われた実際の小泉セツさんです

視聴者「そろそろ言った方がいい」

 2025年後期のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』は、1890年に来日し『怪談』『知られぬ日本の面影』などの名作文学を残した小泉八雲さん(パトリック・ラフカディオ・ハーン)と、彼を支え数々の怪談を語った妻の小泉セツさんの生涯をモデルにした物語です。

 本作の第3週13話では、主人公「松野トキ(演:高石あかり)」の婿「山根銀二郎(演:寛一郎)」が、「松野司之介(演:岡部たかし)」と「松野フミ(演:池脇千鶴)」の会話を聞いて、衝撃の事実を知ってしまいました。トキの本当の親は親戚の「雨清水傳(演:堤真一)」と、「タエ(演:北川景子)」で、生まれたばかりの頃に松野家に養子に出されていたのです。

 司之介たちは、トキに看病されている傳が、何も知らない彼女に自分たちが本当の親子であることを話してしまうのではないか、トキが松野家に戻ってこなくなるのではないかと心配しています。養祖父の「松野勘右衛門(演:小日向文世)」も、銀二郎に絶対にトキの前でこのことを口にしないよう、厳しく言いつけました。

 松野家の人びとは秘密を守りたがっているものの、視聴者からは「ずっとトキに隠してるわけにはいかないでしょ」「実父の傳さんが病気で弱ってるし、亡くなる前にトキに言った方がいいのでは」「結婚したタイミングでカミングアウトすればよかったのに」といった意見も出ています。トキはこの事実を、いつ知ることになるのでしょうか。

※ここから先の記事では『ばけばけ』の今後のネタバレにつながる情報に触れています。

 トキのモデルである小泉セツさんは、1868年2月4日、松江藩の武家である小泉家に生まれました。節分に生まれたため、「セツ」と名付けられたそうです。実親の湊さん、チエさんの6番目の子供だった彼女は、生まれる前からの取り決めとして、生後7日で遠縁の親戚・稲垣家に養子に出されます。

 子供がいなかった稲垣家の養父・金十郎さんや養母・トミさん、養祖父の万右衛門さんは、自分たちよりも上級の武家の生まれであるセツさんを「おじょ(お嬢)」と呼んで、かわいがりながら育てました。また、記録によるとセツさんは幼いうちに自分が養子であることを知っており、何度も生家の小泉家を訪れては、武家の娘としてさまざまな習いごとをしたり、先祖の話を聞いたりしていたそうです。

 その後、金十郎さんが商売に失敗して借金を背負ったせいで、セツさんは11歳から湊さんの機織りの会社で働き、18歳で前田為二さんという旧士族の男性を婿に迎えました。しかし、湊さんの会社の経営が傾いてしまい、将来を悲観した為二さんは稲垣家を出奔してしまいます。1890年、正式に為二さんと離婚したセツさんは、22歳で小泉家に復籍しました。

 そして、セツさんは1891年に松江で英語教師をしていたラフカディオ・ハーンさんと出会い、夫婦になります。その後、ハーンさんは1896年に正式にセツさんと結婚して日本に帰化し、「小泉八雲」と名乗るようになりました。

 トキは生まれてすぐ養子に出されているのはセツさんと同じですが、そのことを一切知らずに育っている点で大きく事情が違います。セツさんは養家の稲垣家と生涯を通して良好な関係だったそうですが、養子であることを隠されていたトキはどうなるのか、今後に注目です。

※高石あかりさんの「高」は正式には「はしごだか」

参考書籍:『八雲の妻 小泉セツの生涯』(著:長谷川洋二/潮出版社)、『セツと八雲』(著:小泉凡/朝日新聞出版)、『小泉セツ 八雲と「怪談」を作り上げたばけばけの物語』(三才ブックス)

配信元: マグミクス

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