ジョージ・ラッセルとアンドレア・キミ・アントネッリが、2026年シーズンのF1もメルセデスでコンビを組むことが決まった。
メルセデス育成プログラム出身のラッセルは、F1で8シーズン目、メルセデスで5シーズン目を迎えることになった。
ラッセルは今季ここまでカナダとシンガポールで合計2勝を挙げ、ランキング4番手につけている。一方のアントネッリは、厳しいレースが続いたこともあったものの、カナダGPでは3位に入るなど、ルーキーとしてまずまずの活躍を見せている。このふたりの活躍もあり、メルセデスは残り6戦という段階でコンストラクターズランキング2番手である。
「今後も共に歩み続けられることを、本当に誇りに思う」
ラッセルはそうコメントを寄せた。
「2017年にメルセデスと契約してから、来年で10年目だ。これまでチームとは長く、そして素晴らしいパートナーシップを築いてきた。特に来年は、F1史上最大級とも言えるレギュレーション変更を迎える。それを考えると、これからどうなっていくのか今から楽しみだ」
「僕たちのチーム全員が、この変更を成功させることに全力を注いでいる。そして個人的には、これまでのF1で最も力強いシーズンをさらに発展させていきたいと思っている」
ラッセルのチームメイトを務めるアントネッリも、次のようにコメントした。
「引き続きこのチームに参加できることに、とてもワクワクしている」
そうアントネッリは語った。
「F1デビューシーズンでは、良い瞬間も難しい瞬間も、多くのことを学んだ。それらの全てが、ドライバーとしてだけでなく、チームの一員としても僕を強くしてくれた。トト(ウルフ/チーム代表)そしてブラックリーとブリックスワースの皆さん、僕への変わらぬサポートと信頼に感謝したいと思う」
「今の僕らの目標は、今年を力強い形で締めくくることであり、コンストラクターズランキング2位を死守することだ。そして2026年シーズンに向けて全力を尽くしていく。残り6戦で達成すべきことはまだたくさんあるけど、全力を尽くすよ」
メルセデスは当初、現レッドブルのマックス・フェルスタッペンを獲得することを目指していた。しかしフェルスタッペンはランキング3番手で夏季休暇に入ったため、レッドブルを離脱するためのパフォーマンス条項を発動できず、メルセデスとしては獲得を諦めざるを得なかった。
その後メルセデスは、ラッセルとの交渉が長引いたが、ようやくここで契約延長が締結された格好だ。交渉が長引いたのは、契約に含まれる広報活動の量に関する話し合いが行なわれていたためだとされる。
「ドライバーラインアップの確定は、もしではなくいつになるのかという問題だった」
そうウルフ代表は説明する。
「時間をかけて交渉を適切に進め、関係者全員が納得できるものにしたかった。それができたことを嬉しく思っている」
「ジョージとキミは素晴らしいコンビであることを証明してくれた。共に歩み続けられることにワクワクしている。今は今年のコンストラクターズランキング2位を目指して残り6戦を戦い、そして2026年とF1の新時代に向けて集中している」

